いつまで結婚記念日は祝うもの?
結婚記念日と言えば、銀婚式や金婚式が有名ですよね。ところが、1年目〜15年目までは毎年お祝いが出来るよう名前がつけられており、それにちなんだふさわしいプレゼントがあるのです。11年目は『鋼鉄婚式』で、鍋やゴルフクラブなどといった金属でできたものでのお祝いが良いとされています。鋼のような強い絆で結ばれるという意味です。12年目は『絹婚式』で、ネクタイやスカーフ、パジャマなどのシルク製品を贈ると良いですよ。絹のようにしなやかできめ細かい2人の愛情が続くようにという意味合いが込められています。13年目は『レース婚式』で、ハンカチやストール、テーブルクロスなどのレースのアイテムがぴったりです。レースのように幾重にも深く織りなす愛という意味を持っています。14年目は『象牙婚式』で、アクセサリーやインテリアアイテムなどの象牙品を贈りましょう。象牙のように年を重ねる毎に輝く価値があるとされています。15年目は『水晶婚式』で、パワーストーンやアクセサリーなどが喜ばれます。水晶のように曇りのないクリアな信頼関係を築けるよう願いが込められています。
なぜ15年目まで毎年結婚記念日が決まっているの?
日本で現在浸透している結婚記念日の数え方や名称はイギリス式だと言われています。イギリス人の夫婦を大切に思う気持ちに賛同した人が、日本にも広めて現在の形になったようです。15年目以降は5年毎に同じように名称がつけられています。子供が生まれたり、仕事が忙しくなったりと、毎年結婚記念日をお祝いすることが難しくなっても、節目の年にはささやかであってもお祝いをすることで結婚当初の気持ちを思い出すことができますね。
結婚記念日は入籍日?結婚式を挙げた日?
普段からお祝いをする習慣のない夫婦にとっては『結婚記念日』と言われてもピンと来ないこともあるでしょう。お祝いする日は、夫婦によって違います。入籍日を結婚記念日としている家庭もあれば、結婚式を挙げた日を結婚記念日としている家庭もあります。この混乱を避けるために、結婚式と入籍日を一緒にしたという家庭もありますよ。結婚式の朝に役所に届けを出しに行ったのも思い出深いと語る夫婦もいます。どちらが正しいという決まりはありませんので、2人が覚えやすい日を結婚記念日にすると良いでしょう。忘れないように指輪の内側に日付を刻んでおくという夫婦もいますよ。覚えやすいように語呂合わせの出来る日に結婚届を出し、その日を結婚記念日にしているという夫婦もいます。忘れないための工夫というのも素敵ですね。