当店の似顔絵作家・高橋博幸が主宰する似顔絵教室の展覧会を2月15日から15日まで、大分市のトップウェルネス大分で開きます。
高橋と教室の生徒3名が、「昭和から令和」をテーマに時代を彩った有名人の似顔絵を展示します。初日の1日には限定10名の無料似顔絵プレゼントも。
旦那の法事に招かれた……気の利く妻が持参するべきギフトとは?
故人を偲び、ゆかりのある人たちが集う法事の席。
服装や持ち物に気を取られがちですが、手土産などのギフトも欠かせません。
実家であれば、それほど気を使わなくても良いのですが、夫側の法事の場合は妻としての手腕を試されるようで、緊張してしまう場合が多いでしょう。
そんな、旦那側の法事に招かれた際に“気の利く嫁”だと認められる、おすすめ手土産をご紹介いたします。
まずは宗派や風習を確認しよう
法事に出席することが決まったら、まずは宗派や風習を確認しましょう。
それよって、持参するべきものが違うため、夫を通じてで構いませんから、両親や親戚などへ尋ねてみるようにします。
この時、必ず確認したいのが、お供え物を用意するのか、お供物料として包むのかです。
香典は必ず用意しますが、それに加えてお供え物の準備、もしくはお供物料を包むようにしましょう。
また、お供物料を用意する場合も、集まった人たちで食べたり、分けたりできるお菓子や、お花、果物、お仏壇に供えるお線香やロウソクなどを持参すると喜ばれます。
香典があるから、お供物料があるから、と手ぶらで尋ねるのではなく、夫家族や親せきに喜んで頂けるお土産を、持っていくようにしましょう。
法事で喜ばれる手土産の選び方
法事へ招かれることになったら、持参するべき手土産を考え始めましょう。
故人が好きだった食べ物やお菓子などが分かっている場合は、それらが最適ですが、同じ商品を別の親戚が用意している可能性もあります。
法事を行うお寺の近くに、故人の好きなお菓子屋さんがあるような場合は、かぶる可能性が高いため、違う手土産を選ぶと安心です。
また法事では、法要や会食が終わった後に、持ち寄られた手土産を分けて持ち帰る、というケースが多くみられます。そのため、食べ物や飲み物を選ぶ場合は、個包装や小分けになっているものが喜ばれます。
それでは次に、具体的なお土産の中身を見ていきましょう。
・お菓子の手土産
法事の際に用意する手土産として、もっとも定番であるお菓子。
集まる人間の年齢層に合わせて、和菓子が良いか、洋菓子が良いかを選びましょう。
年配の方が多い場合、かたいおせんべいやあられなどは避けるようにします。
洋菓子なら日持ちのする、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子を選ぶのがおすすめです。ケーキなどの生菓子は、保管場所が無い場合を考慮し控えるようにします。
和菓子の場合は、個包装されている羊羹やまんじゅう、最中などがよく選ばれています。夏場の場合は、ゼリーや水ようかんなども喜ばれます。
・果物の手土産
世代を問わず、持参しやすいのが果物のお土産です。
仏壇に供えやすく、色鮮やかな果物が、場の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。
果物の選び方は、故人が好きだったものを中心に、旬のフルーツを選択しましょう。
単品ではなく、複数の果物を詰め合わせたものや、籠盛りにしたものが人気です。
・飲み物の手土産
飲み物を持参する場合も、中身が小分けになっているタイプのギフトセットを選びましょう。ティーパックタイプのお茶や紅茶、スティックタイプのコーヒーなどを選ぶと良いでしょう。
子どもの列席者がいる場合、缶ジュースの詰め合わせなどもおすすめです。最後にお供え物を分ける場合、余ってしまうと重たくなるため、小さめのセットを選び、大人だけの席には持参しないようにしましょう。
同じくかさばる、重量がある、という理由で、以前は一般的だった缶詰ギフトは、控えるケースが増えています。
故人がお酒好きだった場合、日本酒やビールを供える場合もあります。こちらも重みがあることと、宗派や喪主の考え方によって、お酒が好まれない場合があるため、注意が必要です。
・お花の手土産
お花の手土産も、法事の定番です。
仏壇に飾ることができ、場を華やかにしてくれるため、喜んでもらえるでしょう。
四十九日法要までは、白い花が良いとされているため、胡蝶蘭を選ぶ方が増えています。
花屋は、お寺や法要会場から近いお店を選び、新鮮な状態で持参しましょう。
切り花を選んでしまうと、花瓶の準備が必要になるため、キクやユリなど、白を基調としたアレンジメントを用意するのがスマートです。
・その他の手土産
その他の手土産の代表は、ロウソクやお線香です。
さまざまな香りの線香がセットになったギフトや、お供え用の華やかな花ロウソクなどがよく選ばれています。
日持ちのする乾物も、喜ばれる手土産です。
昆布や干ししいたけ、乾麺、鰹節などを選択してみましょう。
個包装になっているお餅も、持参する人が多い手土産の一つです。
まとめ
持参したい、法事の手土産が見つかったでしょうか?
小さな子どもが多く集まる場合は、子どもでも食べやすいお菓子や、一人ひとりに図書カードなどを持っていくのも良いでしょう。
また、法事では手土産よりも、故人を想う気持ちがもっとも大切です。
慣れない場ですが、礼節ある立ち居振る舞いで、故人へ思いを馳せるようにしましょう。