ペーパーアイテムにはいろいろな種類がある
結婚式を挙げることが決まったら、まず式場を抑えて、招待客のリストップ、衣装、料理……と決めなければならないことがたくさん出てきます。
結婚式の料理はゲストがかなり楽しみにしているところなので、できるだけ予算をかけてこだわりたいですが、予算をかけたくないけれどこだわりたいのが「ペーパーアイテム」ではないでしょうか。
ペーパーアイテムとは、結婚式において必要となる招待状や席次表、席札などのこと。
紙で作るとは限りませんが、ウェルカムボードやウェルカムツリーといったアイテムもペーパーアイテムのひとつです。
これらのペーパーアイテムは新郎新婦のセンスが際立ちますし、こだわりを見せることで「細部にまで気を配っているいい結婚式だった」と思ってもらえるので、できるだけ手をかけたいところ。
ペーパーアイテムは業者に依頼して製作してもらうという人もいますが、多くの場合は手作りをしているようです。
印刷は業者に頼むとしても、デザインは自分で作る、もしくは一から自分で作るという人もいます。
業者に頼むよりも自分で作るほうが大幅に費用を節約できますし、手作りのほうが喜んでもらえることが多く、また作っていて楽しいということもあるようです。
招待状や席次表については、ある程度のデザインを考えたらプリントなどは業者に頼む人が多いですが、席札は小さくてすべてハンドメイドでも作りやすいので、特に手作りする人が多いです。
ペーパーアイテムに似顔絵を取り入れてみよう
ペーパーアイテムは新郎新婦の好みで自由なデザインを施すことが可能です。
シックなデザインにしたい人、少し派手な雰囲気にしたい人、2人の共通の趣味を取り入れたい人などさまざまですが、ペーパーアイテムのひとつに似顔絵を入れたものを作ると、ゲストが見て微笑ましい気分になりますし、似顔絵が似ているとゲスト同士での話題にもなります。
似顔絵を入れるアイテムは、ウェルカムボードやウェルカムツリーなどの大きいものがおすすめです。
席札のような小さいものだと似顔絵が分かりにくいですし、一言メッセージを添えたい場合に入れる場所がなくなってしまいます。
似顔絵は、新郎新婦の友人で絵心のある人がいれば、お願いして描いてもらうのが費用もかからず一番よいのですが、そういった知り合いがいない場合は、似顔絵師にお願いして描いていただくのが一般的です。
似顔絵師はたくさんいて、インターネットで検索をするとオンラインで発注から受取まで完了できるサービスがたくさんありますので、覗いてみるとよいと思います。
インターネットで発注する場合は、新郎新婦の写真をデータで送り、それをもとに似顔絵を描いてくれます。
似顔絵には手描きのものとパソコンを使用して描くデジタル画の2種類があり、それぞれ仕上がりに個性がありますので、こちらもサンプルを観ながらお気に入りのものを見つけてください。
似顔絵師に製作を依頼する場合、ペーパーアイテムによって費用は異なりますが、自分で製作するよりも高価になることは覚悟しておきましょう。
最近は観光地などで似顔絵を描いてくれる人がいることがありますね。
もしそういった機会に描いてもらったことがあるならば、その似顔絵を使用して作ると費用を安く抑えられます。
この方法は招待状やウェルカムツリーに用いることができますが、大きなウェルカムボードには適さない場合がありますので、ウェルカムボードに似顔絵を使いたいときは新たに描いてもらうほうがよいかもしれません。
複数のペーパーアイテムに似顔絵を入れたい
似顔絵があるとウェルカムスペースが華やぎますし、ユニークな絵であればゲストに楽しんでいただけるのでおすすめですが、すべてのペーパーアイテムに似顔絵を入れるのはあまりおすすめできません。
招待状に取り入れたいと思ったら、あとはウェルカムボードのみにしておく、ウェルカムボードやウェルカムツリーなど、後々思い出の品として保管しておきたいものに似顔絵を入れたいということであれば、招待状や席札は似顔絵を入れないようにするなど、少し変化を入れたほうがゲストに喜んでいただけるのではないでしょうか。
席札は1人1人の席に置くものになりますので、似顔絵を入れるよりも、新郎新婦からの感謝の一言を添えるほうが喜ばれます。
出席していただいた感謝の気持ちは、ゲスト全員に共通でプリントしたものを使用して、間に空欄を作っておき、そこにそれぞれのゲストへの一言を入れるのが一般的です。
席札も自由に製作することができますので、ハガキ大など大きなものを作るのであれば似顔絵を入れてもよいと思います。
ただし、席次表にいろいろな項目を盛り込むのであれば、席札はシンプルなもので十分。
費用を抑えたいのであれば、席札よりも席次表に注力したほうがゲストの目を引くことができるでしょう。
この日を迎えられたのは、両親の愛があってこそ
結婚式は、愛し合う2人が一緒に新たな人生を歩むことを誓い合う日。
そんな記念すべき日を迎えられるのは、今日まで育ててくれたご両親あってこそです。
結婚式に出席してくれたすべての人たちに大きな感謝をしなければなりませんが、やはり一番感謝すべきは新郎新婦のご両親ではないでしょうか。
結婚式のクライマックスに、新郎新婦それぞれがご両親に向けた感謝の手紙を読むシーンは必ずといってよいほど見られますが、少し前から手紙だけではなく、記念品を贈呈するというカップルが増えています。
ウェルカムツリーやウェルカムボードなど、自分たちの思い出の品は自然と用意できますが、愛する我が子のハレの日を記念する品は、ご両親たちでは用意できません。
ぜひ長い間育てていただいたお礼の気持ちも込めて、結婚式でご両親への記念品の贈呈をプランに入れてみてはいかがでしょう。
実例から学ぶ、両親への記念品におすすめの品は?
実際に結婚式を執り行ったカップルにリサーチしてみると、両親への記念品の贈呈を行ったというカップルは、実に9割以上。
やはり感謝の気持ちを形にしたいという思いが強いようです。
逆に記念品の贈呈をしなかったカップルにリサーチしてみると、ご両親側が恥ずかしいと断ったというケースが目立ちました。
実際に贈った品物は、圧倒的に花束が多いです。
今までの感謝の気持ちを表すには、花束が一番無難なのかもしれません。
けれど、花束以外の品を贈ったという人もたくさんいます。
贈った品物について、花束を含めた費用の相場はだいたい1万円から4万円までが多く、一番多かったのは2万円未満とのことでした。
品物を選ぶ際のポイントは、やはり「感謝の気持ちを表せるもの」。
誕生日や父の日、母の日とは違い、あくまで結婚するにあたっての感謝の気持ちを表現するためのものなので、気持ちが伝わることを念頭において選びます。
その点では花束は感謝の気持ちを伝えやすいので、花束が選ばれるのもうなずけますね。
花束にプラスして記念品を送る場合は、長く保管しておいてもらえることを踏まえて選ぶ人が多いようです。
こうしたことを加味して実際に贈り物としてチョイスされているのが、コーヒーカップや夫婦湯呑、自分たちが産まれたときの出生体重と同じ重さのお米などが人気があります。
同じ重さという点では、お米ではなくぬいぐるみもあります。
記念品贈呈用に、いろいろな重さで作ることができるぬいぐるみがあって、新郎新婦それぞれの体重のぬいぐるみをペアで送るのだそう。
お米は食べるとなくなってしまいますが、ぬいぐるみなら長い間大切にしてもらえそうですね。
花束を選んだ人たちは、生花の花束のほかに長く保管しておけるプリザーブドフラワーを贈るという人も多いです。
そのほか、両親の似顔絵を描いた額を贈ったり、「新たなときを刻む」という意味で時計を贈る人もいます。
長い間楽しめるよう、木製の時計があって、使うほどに味が出るので喜ばれているそうです。
ただ、時計はほかの結婚式の引出物で送られることも多いので、別のものがいいというご両親もいるかもしれません。
そのほか、実際に贈ったものとして、夫婦箸や手作りのアルバム、写真をムービーでまとめたDVDなどもありました。
ちょっと変わった贈り物
物質的な贈り物とはちょっと違いますが、旅行券をプレゼントした人もいて、旅行好きなご両親に喜ばれたそうです。
旅行券なら、新郎新婦双方の両親同士で行ってもらい、交流を深めてもらうこともできます。
花束は無難なので嫌がる人はいないと思われますが、ほかに何かを贈るのであれば、ご両親の好みや希望を考慮したものがやはり喜ばれそうですね。
個性的な贈り物では、結婚一周年に家族で飲めるように梅酒を仕込んで贈ったという人もいました。
もちろん手渡しできる程度の小さめの瓶に仕込んで贈ったようですが、花束をもらうよりもオリジナル性が高く、ゲストからも感心の声が上がったのだとか。
どんなものを贈るにせよ、感謝の気持ちを込めて堂々と贈ることが大切です。
新しい家庭を持つことになるわけですが、親は一生親。
最近は結婚したから今生の別れというわけではないので、これからもよろしくという意味を込めて、感謝の気持ちを品物で表すのがよいと思います。
ハレの日に贈らないほうがよい品はある?
日本茶は弔事に使われることが多く、ハレの日に贈るのはタブーとされています。
日本茶が好きなご両親も多いと思いますが、別の機会にプレゼントしましょう。
そのほか、昔からいわれているのが「櫛」。
苦しみや死を連想させるので、贈り物に適さないのだそうです。
また、ハンカチは別れを意味するアイテムとされていますので、ハンカチを贈るのも避けたほうがよいのだとか。
花についてはお見舞いのときのようなタブーはあまりないようですが、贈り物についてはこれらを避けてチョイスすることをおすすめします。
ウェルカムツリーを取り入れる人が増えている
結婚式は時代によっていろいろな流行がありますが、少し前から「ウェルカムツリー」を取り入れるカップルが増えているそうです。
ウェルカムツリーとは、ゲスト1人1人にサインやコメントをいただいて作るゲストブックのひとつで、いろいろなアイディアを用いて自分たちだけのウェルカムツリーを作ることができます。
ツリーというだけあって、基本は木をモチーフにして作成します。
例えば、木の幹をイラストで書いたら、葉の形にした折り紙をゲストの人数分作り、イラストに貼っていきます。
各葉っぱにゲストがサインやお祝いの一言を描いていき、全員分のコメントが集まったらウェルカムツリーの完成です。
多くの場合、受付時にウェルカムツリーの記入をお願いするので、ウェルカムスペースに設置しておき、受付した人から順番にサインをしてもらいます。
あっという間に出来上がりますし、製作の費用も小さく、大切な思い出の品になることから人気です。
ウェルカムツリーは業者に依頼する人もいますが、多くのカップルは手作りしています。
ツリーのイラストなら自分たちでもある程度きれいなものが描けますし、写真を組み合わせたり気に入った額を使用するなど、自分たちの思うように作りやすいのが手作りの魅力です。
また費用も業者依頼するのと手作りとでは大きく差が出ますので、費用を節約したいという人も手作りしています。
指紋アートでゲスト全員参加の美しいウェルカムツリーを
一言ずつコメントを書いてもらうタイプのウェルカムツリーもいいですが、最近は指紋アートを使用したウェルカムツリーが人気です。
受付時は忙しく混雑しますので、コメントを書いてもらっているとますます混雑してしまいますが、指紋アートなら指紋を押してもらうだけなのですぐに終わります。
いろいろな色の朱肉やインクを用意すれば、色鮮やかなウェルカムツリーができるのも魅力です。
もちろんカラーではなく、モノトーンでまとめたウェルカムツリーも素敵です。
木のイラストのほかに、モダンなフォントを使用して記念日の日付を記録したり、新郎新婦のイラストを入れれば、結婚式後も長い間飾っておける素敵なアートに仕上がります。
ウェルカムツリーはツリーしかモチーフにできないの?というと、決してそんなことはありません。
ウェルカムツリーは「幸福の木」という意味がありますので、ツリーをモチーフにしている人が多いですが、ツリー以外でもバルーンをかたどった指紋アートできれいなウェルカムツリーを作っている人もいます。
新郎新婦がたくさんの糸を持っているようなイラストを描き、その上にたくさんのバルーンがつながっているようなイメージですが、風船もハッピーなイメージがありますのでウェルカムツリーにぴったりです。
そのほか、大きなウェディングケーキを描き、人数分のろうそくのイラストを描いて、赤いインクでロウソクの火をイメージした指紋アートをつけてもらうというアイディアもあります。
ウェディングケーキは自作で描くのが難しいですが、ケーキのイラストを参考にしながら描けば、意外と上手に描けるものですよ。
カラーのウェディングケーキよりもモノトーンで描くほうが、指紋アートの赤が生えるのでおすすめです。
ツリーやバルーンのアートに、新郎新婦の似顔絵や写真を入れるというのもよいですね。
木の上に新郎新婦が腰掛けていて、その上をいろいろな指紋アートで葉や花が描かれていけば、リアルの世界だけでなくウェルカムツリーの中でも幸せになれます。
ウェルカムツリーはゲストの祝福の集まり
結婚式に出席してくれるだけでも、ゲストからの祝福の気持ちは伝わりますが、ウェルカムツリーにはゲストたちの「おめでとう」の気持ちが詰まっています。
これから結婚式を挙げるという人は、ぜひウェルカムツリーを作ってみましょう。
結婚記念日のたびにご夫婦で見て、多くの人に祝福してもらった気持ちを思い出すことができる素敵なアイテムです。
結婚式当日に必要なものは、指紋アートタイプにするなら指紋を押してもらうためのインクや朱肉、指紋を押していただいたあとに指を拭いてもらうためのウェットティッシュやティッシュペーパーも用意しておきましょう。
ティッシュ類を捨てるゴミ箱も必須です。
コメントを入れてもらう場合は落ちないよう油性のペンを用意するとよいですね。
受付の担当者がウェルカムツリーについて毎回説明してくれる場合は別として、セルフでお願いする場合はウェルカムツリーの説明と指紋アートを作る方法について書かれたボードも用意しておくとよいと思います。
ウェルカムボードの種類は実にさまざま
最近の結婚式では、必ずといってよいほどウェルカムボードを作ってウェルカムスペースに飾っています。
デザインや作りもそれぞれのカップルで個性を出していて、シックなウェルカムボードを業者に依頼して作っている人もいれば、大きなコルクボードに新郎新婦、その家族や友人の写真をたくさん貼って、手作り感あふれるウェルカムボードを作っている人もいるなど、その仕上がりは実にさまざまです。
ウェルカムボードは新郎新婦の人となりが表れますのでぜひこだわりたいところ。
ここで、ウェルカムボードについてのポイントや疑問についていろいろと解説していきたいと思います。
ウェルカムボードは会場や業者に製作を依頼する人と、手作りをする人とで分かれますが、7割近くが手作りのウェルカムボードを飾っています。
結婚式は後悔しないようこだわり抜いてよいものにしたいという反面、費用はできるだけ抑えたいと考えているカップルが多いようです。
結婚は式の費用に加え、新居や新婚旅行などいろいろな面でお金がかかります。
ウェルカムボードは手作りするのと業者に依頼するのとでは費用面で倍以上の差が出ることもあるようですので、手作りで費用を抑えていというのもうなずけますね。
ウェルカムボードの実例集や、実際に友人知人の結婚式で飾られているウェルカムボードを見てみると、自作とは思えないようなかわいい出来栄えのものがありますが、最近はクラフト材料が充実しているため、素人でもプロと見まごうような仕上がりのウェルカムボードを作ることが可能です。
イメージさえしっかりできていれば、材料は個人でも十分揃えることができますので、ぜひ手作りのウェルカムボードにチャレンジしてみましょう。
ウェルカムボードを自作するときに役立つ記事
ウェルカムボードの似顔絵は誰が描いているの?
ウェルカムボードに似顔絵が入っているものもよく見かけますね。
似顔絵は素人ではなかなか上手に描けないので、こうした似顔絵はみんなプロにお願いしているのかな、と考えてしまいます。
実際、ウェルカムボード自体は手作りでも、似顔絵はプロに依頼しているという人が多いです。
最近はイベントなどで似顔絵を描いてくれる人がたくさんいて、比較的安価で描いてもらえるので、そういった人にお願いしたり、知人で絵心のある人に描いてもらうという人もいます。
似顔絵には手描きとデジタル画のものの2種類があり、それぞれの個性があります。
手描きは色合いなどが柔らかく、やさしい雰囲気が出せて、デジタルの場合は発色がきれいでオシャレ感のある似顔絵に仕上がります。
どちらがよいかというのはまさに好みによりますので、何がよいというものはありません。
新郎新婦の好みや会場の雰囲気に合わせて決めるとよいでしょう。
デジタル画の場合は専門知識がないときれいに仕上げることが難しいので、プロにお願いする場合が多いです。
似顔絵入りのウェルカムボードのよい点は、2人の幸せそうな顔が描かれていることでゲストがやさしい気持ちになれること、またウェルカムボードらしさが出せる点です。
似顔絵はカラフルでパッと目を引くので、「この似顔絵そっくりだね!」などとゲストが楽しむことができるのもメリットだといえます。
ちなみに、似顔絵入りのウェルカムボードを製作する費用の相場は、2万円前後が多いようです。
サイズや使用する素材などによっても価格は変動しますので、似顔絵師さんと相談してください。
似顔絵だけ描いていただき、額は自分たちで用意する場合は、もう少し費用を抑えられることもあるようです。
詳細は依頼する際に確認してみてくださいね。
プロに似顔絵入りのウェルカムボードをお願いする場合は、インターネットを活用すれば来店せずに発注から到着まですべで済ませられるところがたくさんあります。
製作日数は長い場合で1ヶ月ほどかかることがあるようですので、早めに申し込みをしておきましょう。
特にウェディングシーズンは混み合うことが予想されますので、さらに余裕を持って申し込みをしておきたいですね。
結婚式が終わった後も大切な思い出の品になる
手作りのウェルカムボードは、結婚式が終わった後も大切な思い出として残しておくことができます。
もちろん結婚式に使用したもので、保管が可能なものはすべて思い出の品になりますが、ウェルカムボードは玄関やリビングなどにそのまま飾ることができるのがメリット。
いつまでも新婚時の幸せな気分を忘れずにいるためにも、ぜひ目に見える場所に飾っておきましょう。
ウェルカムボードは手作りの場合、素材によっては経年劣化するものもあります。
キャンバスに手描きで描いたものなどは、長い時間が経つと日々が入ったり、写真であれば色あせたりすることもありますので、結婚式が終わったらガラスのついた額に入れ直すなど、長期間の保管が可能なように加工した上で飾っておくことをおすすめします。
結婚式にペーパーアイテムは欠かせない
結婚が決まり、結婚式の準備を始めると、決めるべきことがたくさん出てきます。
その際に必ず必要となるのが、ペーパーアイテム。
ペーパーアイテムとは、結婚式の招待状や席札、席次表などの紙で作られるもののことです。
結婚式の会場入口に設置することの多いウェルカムボードは、紙で作られないものもありますが、広い意味ではペーパーアイテムに分類されると考えてよいでしょう。
ゲストブックの一種として活用されるウェディングツリーも、ペーパーアイテムのひとつです。
これらのペーパーアイテムを業者へと依頼して製作するカップルも多いですが、最近は手作りの結婚式が人気ということもあり、自作で作る人達が増えています。
ウェルカムボードは友人に作ってもらうという人も
ウェルカムボードは前述したように、会場の入口に設置して招待客を出迎えるためのボードです。
よく結婚パーティーの会場を通りかかると、入り口に新郎新婦の似顔絵が描いてあるウェルカムボードを見かけることがありますよね。
ウェルカムボードの制作費用はその規模によりますが、会場や専門業者に依頼した場合は2万円前後、自分で作った場合が5,000円前後とかなり予算に差がありますので、できるだけ節約したいという人は手作りのほうが断然お得です。
また手作りのほうが自分のイメージに近いものを作ることができますし、2人の思い出の品として長く保管しておくことも可能ですので、最近は手作りで製作するという人が増えています。
作り方は本当にそれぞれで、木にデザインをしてペンキで描くという人もいれば、版画のように木を彫って作る人、キャンバスに絵を描くように作る人などさまざまです。
また平面ではなく、レゴのようなブロックを使用して立体的に作ったり、ぬいぐるみを添えてかわいらしく仕上げるという方法もあります。
中には手作りのパンでウェルカムボードを作るという人もいるようです。
招待客を歓迎する気持ちがこもっていれば、どんなデザインでもOKという自由さがいいですね。
予算はその作成方法によっても異なってきますが、期間は1週間前後を設けている人が多い様子。
まずはイメージを固めて、それからデザイン、そして実際に素材を用意して製作に入るという流れがスムーズだと思います。
友人でデザインや絵が得意だという人がいたら、その人にウェルカムボードの製作をお願いするという人もいます。
自分で作っても素敵な思い出の品になりますが、祝福の気持ちをウェルカムボードで表してもらえたら、一生の宝物になりますよね。
クラフト好きの友人がいたら、声をかけてみるのもよいかもしれません。
ウェディングツリーの作り方
ウェディングツリーは最近人気のあるゲストブックの一種で、木にイラストを用いた欄を設け、そこに招待客が一言メッセージを書いたり、拇印を押してもらうというもの。
ツリーには祝福の意味が込められているといわれ、結婚式の大切な思い出の品になるアイテムです。
デザインの方法はもちろんすべて自由で、木の枝を描いてそこにハートの花びらをたくさん描き、ハートの中に1人1人のメッセージを入れてもらうという方法や、ヤシの木の幹や実を描いて、葉っぱの部分に招待客の指紋を押してもらうというアイディアもあります。
拇印を押してもらうなんて、招待客全員が結婚の証人になってくれたようでとてもありがたい一品になりそうですね。
こうしたウェディングツリーも業者に依頼して作ってもらうことはできますが、招待客1人1人の気持ちを残してもらうものなので、手作りで用意するのも良いですね。
ウェディングツリーはペーパーアイテムのひとつですが、紙ではなく木で作り、葉っぱの形をした木の切り抜きにメッセージを描いてもらい、用意してある木に貼り付けるといった立体的なものを作っている人もいます。
メッセージを描いてもらうペンや、拇印を押してもらうインクはいろいろなカラーを用意しておくと、カラフルなツリーが出来上がって素敵です。
ちなみに、ウェディングツリーを描いてもらうタイミングは結婚式や披露宴の受付をするときに一緒に行ってもらうというケースが多いようです。
そのため、ウェディングツリーを設置する場所は受付のところだったり、ウェルカムボードの代わりに飾って入場する際にサインをしてもらうなど、入口近くに置いておくとよいと思います。
初めてウェディングツリーを作るという人はなかなかデザインが思い浮かばないかもしれません。
インターネットにウェディングツリーのテンプレート集などがたくさんありますので、それらを参考にしながらデザインを考えてみるのもよいでしょう。
ウェルカムボードは大きな費用をかけなくても用意でき、また招待客に参加してもらうことで素晴らしい思い出の品が出来上がります。
製作している間も招待客にメッセージを描いてもらう様子を想像しながら楽しく作れるアイテムですので、ぜひ手作りしてみてください。
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結婚式の会場はウェルカムスペースから
ウェルカムスペースとは、結婚式会場の入口でゲストをお迎えするためのスペースのこと。
昔はウェルカムスペースにそこまでこだわることはありませんでしたが、今はウェルカムボードを置いたり、そのほか2人の歴史を紹介するような写真やアイテムを置くなどして、ゲストにより結婚式を楽しんでもらうためのスペースです。
新郎新婦の好きなように演出することができますので、自分たちならではの結婚式をしたいというカップルなら、ぜひこだわりたいポイントです。
ウェルカムスペースにはいろいろなものを置くことができますが、ウェルカムボードは欠かせません。
ウェルカムボードはゲストをお迎えする気持ちを表したボードで、イーゼルに立てて置くボードが一般的ですが、木にいろいろなアイテムをつけて立てたり、レゴなどのブロックでウェルカムボードを作るなど、こちらもさまざまな工夫ができます。
ウェルカムボード作りで重要なのは、自分たちの人となりを表し、かつ会場の雰囲気と合ったものを作ること。
会場の下見をした上でバランスのよいウェルカムスペースになるようなデザインを考えてみましょう。
業者に依頼すればかなり凝った似顔絵やデザインを用いたウェルカムボードを作れますが、ここはぜひ手作りにこだわってみてはいかがでしょう。
ウェルカムボードの予算は、業者に依頼すると2万円近くかかることがありますが、自作であれば1万円以下、材料によっては5,000円前後で工夫をこらしたウェルカムボードを作ることができます。
最近はクラフト材料も充実していますので、いろいろな例を見ながらぜひハンドメイドのウェルカムボードにチャレンジしてみてください。
ウェルカムボード以外にはどんなものを置く?
ウェルカムボード以外に置かれるものとして代表的なのが「ウェルカムツリー」です。
ウェルカムツリーはゲストブックのひとつで、ツリー状のイラストにゲスト分の葉や実などをかたどったスペースを設け、そこにゲストがメッセージやサインなどを入れていくというもの。
木の幹だけ書いて、葉や実の部分はゲストの拇印で飾っていくというアイディアもあります。
ウェルカムボードは受付をしたときに一緒にサインなどをしてもらうことが多いので、ウェルカムスペースに置いておくべきペーパーアイテムです。
こちらも業者に依頼して美しいものを作てもらうのもよいですが、手作りでも十分質の高いものが作れますので、手作りしている人がたくさんいます。
次に、ちょっとしたプチギフトを置いておくのもひとつのアイディアです。
ひとつひとつ個包装してあるトリュフなどのお菓子を人数分、ツリー型に重ねておき、ゲストが受付を終えたらひとつずつとっていっていただきます。
レストランのウェルカムドリンクのようなものだと考えるとよいかもしれません。
実際に、ウェルカムスペースにウェルカムドリンクを用意するというカップルもいるようです。
シャンパンなど発泡タイプのものでも、器だけ用意しておいてゲストが来たときに注げば、おいしく飲んでもらえます。
プチギフトはお菓子ではなくても、お花やちょっとした小物なども使えます。
ただ、お花だと枯れてしまいますし、プチギフトは長く保管してもらえないこともあるので、お腹に入ってしまうお菓子のほうが無難だと考える人も多いようです。
そのほか、結婚式に至るまでの写真を、歴史をたどるように飾るという人もいます。
交際が始まったばかりのころから、思い出のデート、プロポーズの日、結婚式の前撮り写真などを順を追って飾っておくと、ゲストは興味深くその写真を見てくれます。
また、新郎はよく知っているけれど新婦のことはよく知らない、またはその逆の場合でも、短い時間で相手のことがよくわかるというメリットも。
また披露宴でウェルカムスペースを設けるのであれば、結婚式の際の写真を飾っておくと、ゲストが式の雰囲気も味わうことができますね。
ウェルカムスペースをより活用するには
ウェルカムスペースはいろいろなデコレーションをすることでより楽しく、華やかに見せることができます。
2人をイメージしたぬいぐるみやお花、2人の共通の趣味を活かしたデコレーションなどいろいろな方法がありますが、装飾に使うアイテムによっては費用がかさむものも多いので、費用を抑えたい人はできるだけ手作りのものを活用するのがおすすめです。
特に花束などの生花をゴージャスに飾りたいとなると、かなりの費用がかかります。
花束の代わりに風船を使用すればだいぶ費用を抑えることができて、デコレーションするための道具も会場で借りるのではなく、手持ちの物を使えばかなり節約できるのです。
ウェルカムスペースの実用例などをインターネットでたくさん見ることができますので、参考にしながら手作りのウェルカムスペースにチャレンジしてみてください。
手作りのほうがゲストも喜んでくれるでしょう。
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結婚式の席札を意識している?
席札は、結婚式の会場でそれぞれの席に「○○様」と書かれている「ここがあなたの席ですよ」と案内するためのペーパーアイテムです。
昔はシンプルに名前だけが書かれていることがほとんどでしたが、最近は席札のデザインや内容にもこだわって、素敵なデザインの席札に、新郎新婦からそれぞれの招待客へのメッセージを書いているということが増えてきました。
実際に結婚式をした人にアンケートしてみたところ、席札にメッセージを書いたという人は全体の半数以下で、決して多いとはいえません。
けれど、手作り感のあるオリジナルな結婚式をしたいと考えていた人に絞ってアンケートを取ると、なんと7割近くの人がオリジナルで作成した席札にメッセージを書いたそうです。
書かなかったという人は、これまで自分が結婚式に出席したときに、席札にメッセージが書かれたのを見たことがなかったので、思いつかなかったという人がほとんどでした。
ほかには、メッセージを書く予定だったけれど、ほかの準備に追われて余裕がなかったという人も。
結婚式の準備は本当に大変で、イメージ通りにしようと思ったら、状況が2転3転してしまうということも少なくありません。
予定外のトラブルが発生してしまうこともありますので、それらの対応をしているうちにメッセージを書く時間がなくなってしまうというのもうなずけます。
結婚式の準備はできるだけ早いうちから、余裕を持って取り掛かりたいですね。
メッセージを書いたという人は、当日は忙しくて全員ときちんと話すことができないので、それぞれの招待客に伝えたいことを書いたという人、自分だったら席札にメッセージが書いてあるのを見つけたらうれしいから書いた、という人が多かったです。
結婚式の招待状や席次表と違い、席札へのメッセージはそこまで重要性の高いものではないかもしれませんが、結婚式に来てくれた人への感謝の気持ちを表すにはもってこいのペーパーアイテムだと思います。
せっかくならこだわりのデザインを
席札は、メッセージなどを書かないのであればシンプルでもなんら問題ないと思います。
けれど、せっかくメッセージを書くのであれば、ぱっと目を引く席札を作りたいですよね。
席札は特に決まりがないので、自由にデザインを楽しむことができます。
ぜひこだわりのデザインで席札を作ってみましょう。
いろいろな人の結婚式に出席したことがある人は、複数のデザインを見たことがあると思いますが、メッセージが書かれていないものはかなりシンプルだったのではと思います。
どんなデザインにすればいいのかイメージが湧かないという場合、席札のデザイン集などを見て参考にするのがおすすめです。
それらのデザインと自分たちの会場の雰囲気を照らし合わせ、違和感のないものを選びましょう。
席札を手作りするというのもおすすめです。
小さくてかさばるものではないので当日の搬入もしやすいですし、手作りもしやすいと思います。
招待客のタイプに合わせて少しデザインを変えてみるというのもいいですね。
上司や親戚にはきちんとしたデザインの席札を、友人にはちょっと遊び心のあるデザインの席札を用意するというのも楽しそうです。
材料は文具店や100円ショップで十分用意できるという手軽さも助かります。
メッセージは手書きで!
席札のメッセージは手書きで書いている人がほとんどです。
ワープロでは味気なく、その人への気持ちが伝わりにくいですし、それぞれに書くことが違うので業者に頼むのもあまり意味がありません。
しかし、テンプレート文をプリントをして、余白に手書きのメッセージを添えるという人は多いです。
そこに新居の住所を書いておくと、住所変更のハガキを出す前に仲の良い人に新しい住所を知らせることができますし、臨機応変に席札を活用してみましょう。
テンプレート文いはいろいろな例がありますが、友人にも親戚にも共通して活用できる文面を選ぶとよいと思います。
空白部分はやはり手書きで、その人への感謝の気持ちや、ちょっと伝えたいことなどをしたためましょう。
1人1人にすべて違ったメッセージを書かなければいけないなど、決まりはありません。
久々に会う人にはそこまで伝えたいことはないかもしれないので、その場合は「出席してくれてありがとう」という気持ちを込めて、似たような文章でもよいと思います。
実際に席札を設置するときは、業者ではなく自分たちで行なってみてはいかがでしょうか。
親戚などは何年も会っていない人を招待することもあるでしょうし、結婚のきっかけを作ってくれた友人を招待するということもあると思います。
そんなそれぞれのゲストとの思い出を振り返りながら、1人1人の席に席札を設置することで、より招待客への感謝の気持ちが湧いてくること間違いなしです。
当日はバタバタと準備で忙しいかもしれませんが、もし時間が許すのでればウェディングプランナーに相談してみてください。
席次表にはいろいろな内容を盛り込む
結婚式ではさまざまなペーパーアイテムを製作しますが、そのひとつに「席次表」があります。
席次表とは、結婚式会場での席順を表したものになり、結婚式を執り行う側にとってはそこまで重要性がないように感じる人もいるようです。
しかし、招待客は席次表があるととても助かります。
新郎新婦についてはある程度の認識があっても、彼らの仕事仲間や身内を知っているということはあまりないですし、自分の隣に座っている人は誰なのか、ということも知っておきたいものです。
最近は、招待客がより新郎新婦について理解できるよう、席次表にいろいろな項目を盛り込むことが一般的になってきています。
新郎新婦の顔写真やそれぞれのプロフィール、また席次表と合わせて式の進行表なども記載しておくことで、席次表を見れば結婚式のメンバーや式の流れが一目瞭然です。
こだわりの席次表で、招待客により結婚式を楽しんでいただきましょう。
プロフィールにはどんなことを書けばいいの?
それぞれの招待客は、新郎または新婦の基本的なプロフィールについては把握しているものの、相手側のプロフィールを把握していないことが多いです。
なので、2人のプロフィールを盛り込むのは必須。
生年月日や星座、血液型、出身地はもちろん、身長を書く人もいます。
2人の身長差がある場合は、身長を書くことで「こんなに身長が違うんだ」と招待客が理解することができ、ちょっと意外性があって楽しんでいただけるようですよ。
次に、新郎新婦がそれぞれ相手に対してどんな第一印象を持ったかということも記載している人が多いです。
交際期間が長かった2人ほど、第一印象は話題になります。
また、お互いの好きなところや初デートの場所など、交際の歴史を軽く振り返るような内容を盛り込むと、お互いをよく知らない招待客にもその人となりを理解してもらうことができますね。
そのほか、10年後の夫婦像やそれぞれの夢などを、新郎新婦ごとの視点で書いていることも。
これは招待客はもちろんですが、新郎新婦自身も後から振り返ってその夢を実現できているかを省みることができるので、自分たちも楽しめます。
また、仲人をお願いしている場合は仲人のプロフィールや、友人代表のスピーチ、歌などをお願いしているなど、協力をお願いしている人の簡単なプロフィールを記載している人もいます。
これは、招待客同士はお互いのことをほとんど知らない状態なので、余興を楽しんでいただくためにもぜひ盛り込むとよいでしょう。
基本的には、招待客が興味を持って読んでくれるような内容を書くのがベストです。
こだわりの席次表を作るメリットと気をつけたい点
席次表を作るメリットは、前述した新郎新婦をより理解してもらえることと、どんなゲストが来ているかということを招待客が把握できる点です。
そのほか、早めに受付をして会場入りした人が、式開始までに手持ち無沙汰にならず、席次表を見ながら時間を過ごすことができるというメリットもあります。
新郎新婦のお色直しや次の余興の準備など、意外と招待客が手持ち無沙汰になってしまう時間は多いので、その間にしっかり目を通してもらえるので無駄になることはまずありません。
席次表を作成する上で注意したい点は、両親や兄妹、親戚、会社の上司や同僚、学生時代の友人など、タイプの違うさまざまな人が目を通しますので、バランスがよい内容にすること。
友人向けにあまり砕けた内容だと、上司や親戚によい印象を与えませんし、あまりかしこまり過ぎると読んでもつまらない内容になってしまいます。
品を欠かない程度にユニークな内容をバランスよく盛り込むのが、多くの人に楽しんでもらえる席次表を作るポイントです。
デザインもオリジナルのものにこだわりたい
席次表のデザインは、招待状同様いろいろなものがありますので、2人のイメージに合ったデザインを取り入れるとよいでしょう。
会場の各席に置いておくものなので、会場の雰囲気に合ったものがベターです。
長く保管してもらえるような席次表を作るというのもひとつの方法。
席次表というと、テーブルに置いたままでそのうち料理などで汚れてしまうような印象を持っている人もいるかもしれませんが、しっかりしたパンフレットのような席次表を作れば、大切に持ち帰ってくれる人もいます。
表紙に新郎新婦の写真を飾り、開いたらそれぞれのプロフィールやQ&Aが、席次表はその中に取り外し可能なプリント用紙として挟んでおくという形で作っている人もいます。
裏表紙には今日の結婚式の招待客の写真を小さく掲載しておくのもいいですね。
席次表は、ただ結婚式の席順を記載しているものではなく、新郎新婦の歴史やこれからの2人の目標を紹介するためのペーパーアイテムとして大活躍します。
ぜひこだわりの席次表を作成して、より招待客に楽しんでいただける結婚式にしましょう。
やはり招待状にはこだわりたい!
結婚式を執り行うことになって式場が決まったら、まず目が行くのが招待状の作成についてだと思います。
招待状はそれぞれのカップルの結婚に対し、招待客が一番最初に目にするものですし、結婚式の雰囲気も招待状から伝わってきますので、ぜひこだわりたいところ。
最近は趣向を凝らしたオリジナルの招待状を作る人も増えていて、招待状を楽しみにしている招待客も少なくありません。
一生に一度の結婚式ですから、素敵な思い出になるよう細部までしっかり考えて、後悔のない結婚式にしたいですよね。
こちらでは、オリジナルの招待状を作る際のポイントや注意点などについてご紹介していきます。
オリジナル招待状のメリット
招待状をオリジナルで作るメリットは、なんといっても招待客に喜んでもらえるという点。
工夫のたくさん詰まった招待状は、見る人が「ぜひ参加したい」という楽しみな気持ちにさせてくれます。
オリジナル招待状は、デザインを自分たちで考えて製作はプロの業者に頼む場合、またデザインもイメージを伝えた上で業者に頼む場合、デザインも製作も自分たちで行なう場合などに分けられます。
招待客の人数が多い場合は、製作は業者に頼んだほうが時間と費用の節約になる場合もあるようです。
作成する枚数が多いほど割引かれることもあるので、招待客が多い場合はすべて自分たちで作るのではなく、プロの手を借りることも検討してみましょう。
また、業者にすべてお願いしてしまうからといって「オリジナルの招待状を作ることが出来ない」というわけではありません。
使用したい色やマークなどの素材を渡すと、イメージに沿ったデザインを考えてくれる業者もあります。
デザインの技術がないけれどオリジナルの招待状を作りたいという人は、そういった業者を探してみるのもおすすめです。
すべて自分たちで作る場合、リボンなど立体感が出るものでも細部までこだわって作成できるのも大きなメリットです。
もちろん業者にお願いして製作することも可能なのですが、こだわればこだわるほど費用がかさんでいきますので、たくさん手を加えた招待状を作成したいけれど、できるだけ節約したいという場合は一から手作りしたほうがお得です。
ただし、招待客が何百人と多い場合には、ほかの結婚式の準備と並行して招待状を作るのはなかなか大変ですので、製作に入るまでに招待状作成の工数と結婚式の準備についてしっかりとスケジュールを組むことをおすすめします。
オリジナル招待状作りのポイント
頭の中では、「かわいい招待状がいい」とか「モードなデザインがいい」などのイメージができていても、実際にデザインに起こそうとすると思うような表現ができないということはありませんか?
デザインは経験がないと形にすることが難しいので、いろいろなサンプルなどを見ながら自分のイメージに近いデザインを見つけていくのが効率的です。
オリジナル招待状のデザインテンプレートはインターネットでたくさん見ることができますので、まずは一度検索してみることをおすすめします。
レース作りでリボンを留めている愛らしいデザインや、ハワイアン調のデザイン、絵本のようなストーリー性のある招待状など、刺激になる招待状がたくさんあります。
イラストのたくさん入った招待状を作るときは、ひとつひとつ手書きをするのは大変なので、印刷などは業者にお願いするとよいと思います。
業者にお願いする場合、あらかじめ自分たちで作成したデザインを特定のソフトウェアでデータ入稿しなければならないなど、制約がある場合が多いので、こうしたソフトを使えることが前提です。
もし使えない場合は、お友達などにお願いして教えてもらいながら作成しましょう。
結婚式は2次会の幹事をはじめ、いろいろな場面で友人知人の手を借りることがあると思います。
それは招待状のデザインも同じです。結婚式の受付をお願いしたり、友人代表のスピーチや、歌を歌ってもらうなど、多くの協力を必要としますので、いろいろな場面で協力してもらえそうな友人をピックアップしておくとよいでしょう。
招待状についても、意外と趣味や仕事でデザインをしているという人は多いですので、知り合いを当たってみるのも一つの方法です。
すべて手作りで招待状を作る場合、ペーパー素材については100円ショップを始め、各クラフトショップやインターネット通販などで入手できます。
たくさんのお店がありますが、インターネットショップは店舗がないぶんお安く販売しているところが多いので、いろいろなお店をチェックしてみましょう。
まとめて購入すると送料が無料になったり、割引がつくなどお得感が多いです。
あとから足りないものが出てきてしまうことがないように、必要なものを事前にしっかりチェックして、1回でまとめて購入するのがポイントです。
いろいろなデザインを参考にしながら、自分たちだけの素敵な招待状を作ってくださいね。
結婚式にペーパーアイテムは欠かせない
結婚が決まり、結婚式の準備を始めると、決めるべきことがたくさん出てきます。
その際に必ず必要となるのが、ペーパーアイテム。
ペーパーアイテムとは、結婚式の招待状や席札、席次表などの紙で作られるもののことです。
結婚式の会場入口に設置することの多いウェルカムボードは、紙で作られないものもありますが、広い意味ではペーパーアイテムに分類されると考えてよいでしょう。
ゲストブックの一種として活用されるウェディングツリーも、ペーパーアイテムのひとつです。
これらのペーパーアイテムを業者へと依頼して製作するカップルも多いですが、最近は手作りの結婚式が人気ということもあり、自作で作る人達が増えています。
ウェルカムボードは友人に作ってもらうという人も
ウェルカムボードは前述したように、会場の入口に設置して招待客を出迎えるためのボードです。
よく結婚パーティーの会場を通りかかると、入り口に新郎新婦の似顔絵が描いてあるウェルカムボードを見かけることがありますよね。
ウェルカムボードの制作費用はその規模によりますが、会場や専門業者に依頼した場合は2万円前後、自分で作った場合が5,000円前後とかなり予算に差がありますので、できるだけ節約したいという人は手作りのほうが断然お得です。
また手作りのほうが自分のイメージに近いものを作ることができますし、2人の思い出の品として長く保管しておくことも可能ですので、最近は手作りで製作するという人が増えています。
作り方は本当にそれぞれで、木にデザインをしてペンキで描くという人もいれば、版画のように木を彫って作る人、キャンバスに絵を描くように作る人などさまざまです。
また平面ではなく、レゴのようなブロックを使用して立体的に作ったり、ぬいぐるみを添えてかわいらしく仕上げるという方法もあります。
中には手作りのパンでウェルカムボードを作るという人もいるようです。
招待客を歓迎する気持ちがこもっていれば、どんなデザインでもOKという自由さがいいですね。
予算はその作成方法によっても異なってきますが、期間は1週間前後を設けている人が多い様子。
まずはイメージを固めて、それからデザイン、そして実際に素材を用意して製作に入るという流れがスムーズだと思います。
友人でデザインや絵が得意だという人がいたら、その人にウェルカムボードの製作をお願いするという人もいます。
自分で作っても素敵な思い出の品になりますが、祝福の気持ちをウェルカムボードで表してもらえたら、一生の宝物になりますよね。
クラフト好きの友人がいたら、声をかけてみるのもよいかもしれません。
ウェディングツリーの作り方
ウェディングツリーは最近人気のあるゲストブックの一種で、木にイラストを用いた欄を設け、そこに招待客が一言メッセージを書いたり、拇印を押してもらうというもの。
ツリーには祝福の意味が込められているといわれ、結婚式の大切な思い出の品になるアイテムです。
デザインの方法はもちろんすべて自由で、木の枝を描いてそこにハートの花びらをたくさん描き、ハートの中に1人1人のメッセージを入れてもらうという方法や、ヤシの木の幹や実を描いて、葉っぱの部分に招待客の指紋を押してもらうというアイディアもあります。
拇印を押してもらうなんて、招待客全員が結婚の証人になってくれたようでとてもありがたい一品になりそうですね。
こうしたウェディングツリーも業者に依頼して作ってもらうことはできますが、招待客1人1人の気持ちを残してもらうものなので、手作りで用意するのも良いですね。
ウェディングツリーはペーパーアイテムのひとつですが、紙ではなく木で作り、葉っぱの形をした木の切り抜きにメッセージを描いてもらい、用意してある木に貼り付けるといった立体的なものを作っている人もいます。
メッセージを描いてもらうペンや、拇印を押してもらうインクはいろいろなカラーを用意しておくと、カラフルなツリーが出来上がって素敵です。
ちなみに、ウェディングツリーを描いてもらうタイミングは結婚式や披露宴の受付をするときに一緒に行ってもらうというケースが多いようです。
そのため、ウェディングツリーを設置する場所は受付のところだったり、ウェルカムボードの代わりに飾って入場する際にサインをしてもらうなど、入口近くに置いておくとよいと思います。
初めてウェディングツリーを作るという人はなかなかデザインが思い浮かばないかもしれません。
インターネットにウェディングツリーのテンプレート集などがたくさんありますので、それらを参考にしながらデザインを考えてみるのもよいでしょう。
ウェルカムボードは大きな費用をかけなくても用意でき、また招待客に参加してもらうことで素晴らしい思い出の品が出来上がります。
製作している間も招待客にメッセージを描いてもらう様子を想像しながら楽しく作れるアイテムですので、ぜひ手作りしてみてください。
一生に一度の思い出はやはり自分らしく
結婚式は一生に一度の晴れ舞台。
後悔のないように心からの準備をして、お客様をおもてなししたいと考える人は少なくありません。
最近はウェディングプランナーに依頼をして、希望の結婚式のイメージを伝えた上でその内容に沿った式となるようさまざまな手配をサポートしてもらえるようなサービスが充実しています。
ウェディングプランナーに頼む人ももちろん多いですが、総合的な費用をできるだけ抑えつつもオリジナルな結婚式を挙げたいという人は、いろいろなものを手作りするという人が増えてきているようです。
手作りをすることで新郎新婦がどれだけ幸せな気持ちで式を心待ちにしていたかということがよく伝わりますし、業者を手配するよりも費用が安くなります。
自分たちでイメージを形にすることは簡単ではないですが、最近は結婚式に関する情報を個人的に得ることが容易となっていますので、努力をすれば手作りでも素晴らしい結婚式にすることが可能です。
大変かもしれませんが、愛し合う2人で協力し合って作り出す結婚式は、それこそ始めての「2人の共同作業」であるといえるでしょう。
手作りの招待状はもらう側にも喜ばれる
結婚式で手作りするものには実にさまざまなものがありますが、招待状を手作りする人は多いようです。
招待状は結婚式をする上で招待者の方が初めて目にするものになりますので、ぜひ気合の入ったものをお送りしたいところ。
業者に頼めば凝ったデザインの豪華な招待状を作成してもらえますが、あえて手作りすることで招待者が「素敵な結婚式になりそうだな」と思ってくれること間違いなしです。
招待客が多い場合、文章からすべて手作りをするとなるとかなりの時間と労力が必要になりますので、まずは全体的なデザインを決めるところから始めましょう。
色彩や雰囲気、ロゴデザインなどを話し合い、どんな仕上がりにするかを2人で決めていきます。
招待状のサンプルはインターネットなどでいろいろと見ることができますので、それらの気に入ったものの中から手作りできそうなものを選ぶとよいですね。
そして、次に招待文を考えます。
こちらも最初に話し合って決めたデザインに合ったフォントを選びましょう。
招待文を決めて一度プリントしてしまえば、あとはコピーすればよいのでかなり手軽です。
結婚式の招待文は、句読点の使い方や使わないほうがよい言葉などがありますので、事前に調べておくことをおすすめします。
これらのテンプレートもインターネットで入手可能です。
文章が出来上がったら、あらかじめ決めておいたデザインに仕上げるために必要なクラフト材料を揃え、台紙や装飾をつくっていきます。
カバーをつけたりリボンをつけたり、切り抜いたワッペンのようなものをつけるのもよいですね。
すべての招待状を同じものにしてもよいですが、送る相手に合わせたデザインにするのも楽しそう。
紙やリボンなどの材料はいろいろなところで販売されていますが、お店によって金額が異なるほか、まとめて購入すると割引が入るお店などもあるようですので、経費を節約したいという方は事前にいろいろなお店を調べておくとよいと思います。
オリジナルの招待状を手作りするにあたり、よいものを作るにはまずいろいろな招待状のサンプルを見てみること、テンプレートを比較してみることが重要です。
本格的なものを作ろうとするとかなりの時間がかかりますので、準備は早めに始めましょう。
手作りの席札は印象に残る
招待状の次に手作りをしているカップルが多いのは、「席札」です。
席札は小さいので持ち運びもかさばりませんし、招待状などと比べると比較的手軽に作ることができるのでおすすめします。
大手の結婚式場などではオーソドックスな席札が使わえていることが多いようですが、席札はかなりバリエーションがあり、オリジナルさを重視するのにもってこいなので、手作り感を出したいカップルにはピッタリです。
席札は、まずどんな結婚式にしたいかを明確にした上で取り掛かるとスムーズです。
全体を決めてから、最後に席札のデザインを考えるとよいでしょう。
和紙にアルファベットのプリントをしてかわいらしいピンで留めたものや、チープなパワーストーンをあしらったものなど、実にさまざまなデザインを楽しめます。
人数が少なめの結婚式の場合は、1人1人の席にごく小さな一輪挿しを置き、そこにピンをつけた席札を立てるというのも素敵です。
ほかにも、ウェルカムボードや会場の花、それこそ料理など、手作りをしようと思ったらいろいろなアイディアが出てきますが、今回ご紹介した2点は手作りが苦手という人にも比較的取り掛かりやすく、また招待客の目につきやすくて、印象に残るところです。
手作り結婚式の中でも他のものに比べると費用がかからないものでもありますので、ぜひオリジナルの招待状や席札にチャレンジしてみてくださいね。
商品ラインナップ
似顔絵のサイズは、通常の似顔絵が「S」「M」「L」、ウェディングツリーが「スタンダード」「スモール」「ラージ」のそれぞれ3種類です。
全商品フレーム付き、送料込みです
通常の似顔絵価格表
商品 |
サイズ
(cm) |
特長 |
料金 |
説明 |
S |
15×21 |
卓上にも飾れるコンパクトなサイズです。結婚記念日や誕生日などのプレゼントに最適です。 |
¥18,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます
※面積の関係上、描ける内容に制限がございます。 |
M |
21×30 |
結婚式のウェルカムボードやご両親への記念品、金婚式や還暦などのお祝いまで、さまざまなシーンにご利用いただけるサイズです。 |
¥20,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:6人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
L |
30×40 |
最大サイズのウェルカムボードはインパクト充分。また、ご家族全員の似顔絵を描いた結婚記念日や還暦祝い、敬老の日などのプレゼント、職場のみんなから退職する上司へのプレゼントもきっと喜ばれることでしょう。 |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
※ペットも人数に含みます
最大人数:20人
追加:3,000円/1人 |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
通常の似顔絵価格表
商品 |
サイズ
(cm) |
料金 |
説明 |
S |
15×21 (cm) |
¥18,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます
※面積の関係上、描ける内容に制限がございます。 |
M |
21×30 (cm) |
¥20,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:6人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
L |
30×40 (cm) |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
※ペットも人数に含みます
最大人数:20人
追加:3,000円/1人 |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
ウェディングツリーの料金表
商品 |
サイズ
(cm) |
特長 |
料金 |
説明 |
スタンダード |
43×35 |
スタンプ押印人数 50人(参考) |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
スモール |
40×30 |
スタンプ押印人数 30人(参考) |
¥27,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
ラージ |
51×39 |
スタンプ押印人数 80人(参考) |
¥60,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
オリジナル説明書・スタンプ台セット |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
オリジナルスタンプシール |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
ウェディングツリーの料金表
商品 |
サイズ
(cm) |
料金 |
説明 |
スタンダード |
43×35 |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
スモール |
40×30 |
¥27,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
ラージ |
51×39 |
¥60,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
オリジナル説明書・スタンプ台セット |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
オリジナルスタンプシール |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
オプション
商品 |
説明 |
料金 |
人物追加 |
3人目以降の似顔絵追加の料金です。 |
3,000円/1人 |
ご注文はこちらから