結婚式に使うウェルカムボードやウェディングツリーを手作りしてみよう!
結婚式にペーパーアイテムは欠かせない
結婚が決まり、結婚式の準備を始めると、決めるべきことがたくさん出てきます。
その際に必ず必要となるのが、ペーパーアイテム。
ペーパーアイテムとは、結婚式の招待状や席札、席次表などの紙で作られるもののことです。
結婚式の会場入口に設置することの多いウェルカムボードは、紙で作られないものもありますが、広い意味ではペーパーアイテムに分類されると考えてよいでしょう。
ゲストブックの一種として活用されるウェディングツリーも、ペーパーアイテムのひとつです。
これらのペーパーアイテムを業者へと依頼して製作するカップルも多いですが、最近は手作りの結婚式が人気ということもあり、自作で作る人達が増えています。
ウェルカムボードは友人に作ってもらうという人も
ウェルカムボードは前述したように、会場の入口に設置して招待客を出迎えるためのボードです。
よく結婚パーティーの会場を通りかかると、入り口に新郎新婦の似顔絵が描いてあるウェルカムボードを見かけることがありますよね。
ウェルカムボードの制作費用はその規模によりますが、会場や専門業者に依頼した場合は2万円前後、自分で作った場合が5,000円前後とかなり予算に差がありますので、できるだけ節約したいという人は手作りのほうが断然お得です。
また手作りのほうが自分のイメージに近いものを作ることができますし、2人の思い出の品として長く保管しておくことも可能ですので、最近は手作りで製作するという人が増えています。
作り方は本当にそれぞれで、木にデザインをしてペンキで描くという人もいれば、版画のように木を彫って作る人、キャンバスに絵を描くように作る人などさまざまです。
また平面ではなく、レゴのようなブロックを使用して立体的に作ったり、ぬいぐるみを添えてかわいらしく仕上げるという方法もあります。
中には手作りのパンでウェルカムボードを作るという人もいるようです。
招待客を歓迎する気持ちがこもっていれば、どんなデザインでもOKという自由さがいいですね。
予算はその作成方法によっても異なってきますが、期間は1週間前後を設けている人が多い様子。
まずはイメージを固めて、それからデザイン、そして実際に素材を用意して製作に入るという流れがスムーズだと思います。
友人でデザインや絵が得意だという人がいたら、その人にウェルカムボードの製作をお願いするという人もいます。
自分で作っても素敵な思い出の品になりますが、祝福の気持ちをウェルカムボードで表してもらえたら、一生の宝物になりますよね。
クラフト好きの友人がいたら、声をかけてみるのもよいかもしれません。
ウェディングツリーの作り方
ウェディングツリーは最近人気のあるゲストブックの一種で、木にイラストを用いた欄を設け、そこに招待客が一言メッセージを書いたり、拇印を押してもらうというもの。
ツリーには祝福の意味が込められているといわれ、結婚式の大切な思い出の品になるアイテムです。
デザインの方法はもちろんすべて自由で、木の枝を描いてそこにハートの花びらをたくさん描き、ハートの中に1人1人のメッセージを入れてもらうという方法や、ヤシの木の幹や実を描いて、葉っぱの部分に招待客の指紋を押してもらうというアイディアもあります。
拇印を押してもらうなんて、招待客全員が結婚の証人になってくれたようでとてもありがたい一品になりそうですね。
こうしたウェディングツリーも業者に依頼して作ってもらうことはできますが、招待客1人1人の気持ちを残してもらうものなので、手作りで用意するのも良いですね。
ウェディングツリーはペーパーアイテムのひとつですが、紙ではなく木で作り、葉っぱの形をした木の切り抜きにメッセージを描いてもらい、用意してある木に貼り付けるといった立体的なものを作っている人もいます。
メッセージを描いてもらうペンや、拇印を押してもらうインクはいろいろなカラーを用意しておくと、カラフルなツリーが出来上がって素敵です。
ちなみに、ウェディングツリーを描いてもらうタイミングは結婚式や披露宴の受付をするときに一緒に行ってもらうというケースが多いようです。
そのため、ウェディングツリーを設置する場所は受付のところだったり、ウェルカムボードの代わりに飾って入場する際にサインをしてもらうなど、入口近くに置いておくとよいと思います。
初めてウェディングツリーを作るという人はなかなかデザインが思い浮かばないかもしれません。
インターネットにウェディングツリーのテンプレート集などがたくさんありますので、それらを参考にしながらデザインを考えてみるのもよいでしょう。
ウェルカムボードは大きな費用をかけなくても用意でき、また招待客に参加してもらうことで素晴らしい思い出の品が出来上がります。
製作している間も招待客にメッセージを描いてもらう様子を想像しながら楽しく作れるアイテムですので、ぜひ手作りしてみてください。