リビングに飾るウェルカムボードを作ってみよう!大切な思い出に
ウェルカムボードの種類は実にさまざま
最近の結婚式では、必ずといってよいほどウェルカムボードを作ってウェルカムスペースに飾っています。
デザインや作りもそれぞれのカップルで個性を出していて、シックなウェルカムボードを業者に依頼して作っている人もいれば、大きなコルクボードに新郎新婦、その家族や友人の写真をたくさん貼って、手作り感あふれるウェルカムボードを作っている人もいるなど、その仕上がりは実にさまざまです。
ウェルカムボードは新郎新婦の人となりが表れますのでぜひこだわりたいところ。
ここで、ウェルカムボードについてのポイントや疑問についていろいろと解説していきたいと思います。
ウェルカムボードは会場や業者に製作を依頼する人と、手作りをする人とで分かれますが、7割近くが手作りのウェルカムボードを飾っています。
結婚式は後悔しないようこだわり抜いてよいものにしたいという反面、費用はできるだけ抑えたいと考えているカップルが多いようです。
結婚は式の費用に加え、新居や新婚旅行などいろいろな面でお金がかかります。
ウェルカムボードは手作りするのと業者に依頼するのとでは費用面で倍以上の差が出ることもあるようですので、手作りで費用を抑えていというのもうなずけますね。
ウェルカムボードの実例集や、実際に友人知人の結婚式で飾られているウェルカムボードを見てみると、自作とは思えないようなかわいい出来栄えのものがありますが、最近はクラフト材料が充実しているため、素人でもプロと見まごうような仕上がりのウェルカムボードを作ることが可能です。
イメージさえしっかりできていれば、材料は個人でも十分揃えることができますので、ぜひ手作りのウェルカムボードにチャレンジしてみましょう。
ウェルカムボードの似顔絵は誰が描いているの?
ウェルカムボードに似顔絵が入っているものもよく見かけますね。
似顔絵は素人ではなかなか上手に描けないので、こうした似顔絵はみんなプロにお願いしているのかな、と考えてしまいます。
実際、ウェルカムボード自体は手作りでも、似顔絵はプロに依頼しているという人が多いです。
最近はイベントなどで似顔絵を描いてくれる人がたくさんいて、比較的安価で描いてもらえるので、そういった人にお願いしたり、知人で絵心のある人に描いてもらうという人もいます。
似顔絵には手描きとデジタル画のものの2種類があり、それぞれの個性があります。
手描きは色合いなどが柔らかく、やさしい雰囲気が出せて、デジタルの場合は発色がきれいでオシャレ感のある似顔絵に仕上がります。
どちらがよいかというのはまさに好みによりますので、何がよいというものはありません。
新郎新婦の好みや会場の雰囲気に合わせて決めるとよいでしょう。
デジタル画の場合は専門知識がないときれいに仕上げることが難しいので、プロにお願いする場合が多いです。
似顔絵入りのウェルカムボードのよい点は、2人の幸せそうな顔が描かれていることでゲストがやさしい気持ちになれること、またウェルカムボードらしさが出せる点です。
似顔絵はカラフルでパッと目を引くので、「この似顔絵そっくりだね!」などとゲストが楽しむことができるのもメリットだといえます。
ちなみに、似顔絵入りのウェルカムボードを製作する費用の相場は、2万円前後が多いようです。
サイズや使用する素材などによっても価格は変動しますので、似顔絵師さんと相談してください。
似顔絵だけ描いていただき、額は自分たちで用意する場合は、もう少し費用を抑えられることもあるようです。
詳細は依頼する際に確認してみてくださいね。
プロに似顔絵入りのウェルカムボードをお願いする場合は、インターネットを活用すれば来店せずに発注から到着まですべで済ませられるところがたくさんあります。
製作日数は長い場合で1ヶ月ほどかかることがあるようですので、早めに申し込みをしておきましょう。
特にウェディングシーズンは混み合うことが予想されますので、さらに余裕を持って申し込みをしておきたいですね。
結婚式が終わった後も大切な思い出の品になる
手作りのウェルカムボードは、結婚式が終わった後も大切な思い出として残しておくことができます。
もちろん結婚式に使用したもので、保管が可能なものはすべて思い出の品になりますが、ウェルカムボードは玄関やリビングなどにそのまま飾ることができるのがメリット。
いつまでも新婚時の幸せな気分を忘れずにいるためにも、ぜひ目に見える場所に飾っておきましょう。
ウェルカムボードは手作りの場合、素材によっては経年劣化するものもあります。
キャンバスに手描きで描いたものなどは、長い時間が経つと日々が入ったり、写真であれば色あせたりすることもありますので、結婚式が終わったらガラスのついた額に入れ直すなど、長期間の保管が可能なように加工した上で飾っておくことをおすすめします。
結婚式にペーパーアイテムは欠かせない
結婚が決まり、結婚式の準備を始めると、決めるべきことがたくさん出てきます。
その際に必ず必要となるのが、ペーパーアイテム。
ペーパーアイテムとは、結婚式の招待状や席札、席次表などの紙で作られるもののことです。
結婚式の会場入口に設置することの多いウェルカムボードは、紙で作られないものもありますが、広い意味ではペーパーアイテムに分類されると考えてよいでしょう。
ゲストブックの一種として活用されるウェディングツリーも、ペーパーアイテムのひとつです。
これらのペーパーアイテムを業者へと依頼して製作するカップルも多いですが、最近は手作りの結婚式が人気ということもあり、自作で作る人達が増えています。
ウェルカムボードは友人に作ってもらうという人も
ウェルカムボードは前述したように、会場の入口に設置して招待客を出迎えるためのボードです。
よく結婚パーティーの会場を通りかかると、入り口に新郎新婦の似顔絵が描いてあるウェルカムボードを見かけることがありますよね。
ウェルカムボードの制作費用はその規模によりますが、会場や専門業者に依頼した場合は2万円前後、自分で作った場合が5,000円前後とかなり予算に差がありますので、できるだけ節約したいという人は手作りのほうが断然お得です。
また手作りのほうが自分のイメージに近いものを作ることができますし、2人の思い出の品として長く保管しておくことも可能ですので、最近は手作りで製作するという人が増えています。
作り方は本当にそれぞれで、木にデザインをしてペンキで描くという人もいれば、版画のように木を彫って作る人、キャンバスに絵を描くように作る人などさまざまです。
また平面ではなく、レゴのようなブロックを使用して立体的に作ったり、ぬいぐるみを添えてかわいらしく仕上げるという方法もあります。
中には手作りのパンでウェルカムボードを作るという人もいるようです。
招待客を歓迎する気持ちがこもっていれば、どんなデザインでもOKという自由さがいいですね。
予算はその作成方法によっても異なってきますが、期間は1週間前後を設けている人が多い様子。
まずはイメージを固めて、それからデザイン、そして実際に素材を用意して製作に入るという流れがスムーズだと思います。
友人でデザインや絵が得意だという人がいたら、その人にウェルカムボードの製作をお願いするという人もいます。
自分で作っても素敵な思い出の品になりますが、祝福の気持ちをウェルカムボードで表してもらえたら、一生の宝物になりますよね。
クラフト好きの友人がいたら、声をかけてみるのもよいかもしれません。
ウェディングツリーの作り方
ウェディングツリーは最近人気のあるゲストブックの一種で、木にイラストを用いた欄を設け、そこに招待客が一言メッセージを書いたり、拇印を押してもらうというもの。
ツリーには祝福の意味が込められているといわれ、結婚式の大切な思い出の品になるアイテムです。
デザインの方法はもちろんすべて自由で、木の枝を描いてそこにハートの花びらをたくさん描き、ハートの中に1人1人のメッセージを入れてもらうという方法や、ヤシの木の幹や実を描いて、葉っぱの部分に招待客の指紋を押してもらうというアイディアもあります。
拇印を押してもらうなんて、招待客全員が結婚の証人になってくれたようでとてもありがたい一品になりそうですね。
こうしたウェディングツリーも業者に依頼して作ってもらうことはできますが、招待客1人1人の気持ちを残してもらうものなので、手作りで用意するのも良いですね。
ウェディングツリーはペーパーアイテムのひとつですが、紙ではなく木で作り、葉っぱの形をした木の切り抜きにメッセージを描いてもらい、用意してある木に貼り付けるといった立体的なものを作っている人もいます。
メッセージを描いてもらうペンや、拇印を押してもらうインクはいろいろなカラーを用意しておくと、カラフルなツリーが出来上がって素敵です。
ちなみに、ウェディングツリーを描いてもらうタイミングは結婚式や披露宴の受付をするときに一緒に行ってもらうというケースが多いようです。
そのため、ウェディングツリーを設置する場所は受付のところだったり、ウェルカムボードの代わりに飾って入場する際にサインをしてもらうなど、入口近くに置いておくとよいと思います。
初めてウェディングツリーを作るという人はなかなかデザインが思い浮かばないかもしれません。
インターネットにウェディングツリーのテンプレート集などがたくさんありますので、それらを参考にしながらデザインを考えてみるのもよいでしょう。
ウェルカムボードは大きな費用をかけなくても用意でき、また招待客に参加してもらうことで素晴らしい思い出の品が出来上がります。
製作している間も招待客にメッセージを描いてもらう様子を想像しながら楽しく作れるアイテムですので、ぜひ手作りしてみてください。
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