ゲストが喜ぶウェルカムスペースのアイデアについて知りたい!
結婚式の会場はウェルカムスペースから
ウェルカムスペースとは、結婚式会場の入口でゲストをお迎えするためのスペースのこと。
昔はウェルカムスペースにそこまでこだわることはありませんでしたが、今はウェルカムボードを置いたり、そのほか2人の歴史を紹介するような写真やアイテムを置くなどして、ゲストにより結婚式を楽しんでもらうためのスペースです。
新郎新婦の好きなように演出することができますので、自分たちならではの結婚式をしたいというカップルなら、ぜひこだわりたいポイントです。
ウェルカムスペースにはいろいろなものを置くことができますが、ウェルカムボードは欠かせません。
ウェルカムボードはゲストをお迎えする気持ちを表したボードで、イーゼルに立てて置くボードが一般的ですが、木にいろいろなアイテムをつけて立てたり、レゴなどのブロックでウェルカムボードを作るなど、こちらもさまざまな工夫ができます。
ウェルカムボード作りで重要なのは、自分たちの人となりを表し、かつ会場の雰囲気と合ったものを作ること。
会場の下見をした上でバランスのよいウェルカムスペースになるようなデザインを考えてみましょう。
業者に依頼すればかなり凝った似顔絵やデザインを用いたウェルカムボードを作れますが、ここはぜひ手作りにこだわってみてはいかがでしょう。
ウェルカムボードの予算は、業者に依頼すると2万円近くかかることがありますが、自作であれば1万円以下、材料によっては5,000円前後で工夫をこらしたウェルカムボードを作ることができます。
最近はクラフト材料も充実していますので、いろいろな例を見ながらぜひハンドメイドのウェルカムボードにチャレンジしてみてください。
ウェルカムボード以外にはどんなものを置く?
ウェルカムボード以外に置かれるものとして代表的なのが「ウェルカムツリー」です。
ウェルカムツリーはゲストブックのひとつで、ツリー状のイラストにゲスト分の葉や実などをかたどったスペースを設け、そこにゲストがメッセージやサインなどを入れていくというもの。
木の幹だけ書いて、葉や実の部分はゲストの拇印で飾っていくというアイディアもあります。
ウェルカムボードは受付をしたときに一緒にサインなどをしてもらうことが多いので、ウェルカムスペースに置いておくべきペーパーアイテムです。
こちらも業者に依頼して美しいものを作てもらうのもよいですが、手作りでも十分質の高いものが作れますので、手作りしている人がたくさんいます。
次に、ちょっとしたプチギフトを置いておくのもひとつのアイディアです。
ひとつひとつ個包装してあるトリュフなどのお菓子を人数分、ツリー型に重ねておき、ゲストが受付を終えたらひとつずつとっていっていただきます。
レストランのウェルカムドリンクのようなものだと考えるとよいかもしれません。
実際に、ウェルカムスペースにウェルカムドリンクを用意するというカップルもいるようです。
シャンパンなど発泡タイプのものでも、器だけ用意しておいてゲストが来たときに注げば、おいしく飲んでもらえます。
プチギフトはお菓子ではなくても、お花やちょっとした小物なども使えます。
ただ、お花だと枯れてしまいますし、プチギフトは長く保管してもらえないこともあるので、お腹に入ってしまうお菓子のほうが無難だと考える人も多いようです。
そのほか、結婚式に至るまでの写真を、歴史をたどるように飾るという人もいます。
交際が始まったばかりのころから、思い出のデート、プロポーズの日、結婚式の前撮り写真などを順を追って飾っておくと、ゲストは興味深くその写真を見てくれます。
また、新郎はよく知っているけれど新婦のことはよく知らない、またはその逆の場合でも、短い時間で相手のことがよくわかるというメリットも。
また披露宴でウェルカムスペースを設けるのであれば、結婚式の際の写真を飾っておくと、ゲストが式の雰囲気も味わうことができますね。
ウェルカムスペースをより活用するには
ウェルカムスペースはいろいろなデコレーションをすることでより楽しく、華やかに見せることができます。
2人をイメージしたぬいぐるみやお花、2人の共通の趣味を活かしたデコレーションなどいろいろな方法がありますが、装飾に使うアイテムによっては費用がかさむものも多いので、費用を抑えたい人はできるだけ手作りのものを活用するのがおすすめです。
特に花束などの生花をゴージャスに飾りたいとなると、かなりの費用がかかります。
花束の代わりに風船を使用すればだいぶ費用を抑えることができて、デコレーションするための道具も会場で借りるのではなく、手持ちの物を使えばかなり節約できるのです。
ウェルカムスペースの実用例などをインターネットでたくさん見ることができますので、参考にしながら手作りのウェルカムスペースにチャレンジしてみてください。
手作りのほうがゲストも喜んでくれるでしょう。