自分たちだけの結婚式、席札に手書きメッセージを書いてオリジナル感を出そう
結婚式の席札を意識している?
席札は、結婚式の会場でそれぞれの席に「○○様」と書かれている「ここがあなたの席ですよ」と案内するためのペーパーアイテムです。
昔はシンプルに名前だけが書かれていることがほとんどでしたが、最近は席札のデザインや内容にもこだわって、素敵なデザインの席札に、新郎新婦からそれぞれの招待客へのメッセージを書いているということが増えてきました。
実際に結婚式をした人にアンケートしてみたところ、席札にメッセージを書いたという人は全体の半数以下で、決して多いとはいえません。
けれど、手作り感のあるオリジナルな結婚式をしたいと考えていた人に絞ってアンケートを取ると、なんと7割近くの人がオリジナルで作成した席札にメッセージを書いたそうです。
書かなかったという人は、これまで自分が結婚式に出席したときに、席札にメッセージが書かれたのを見たことがなかったので、思いつかなかったという人がほとんどでした。
ほかには、メッセージを書く予定だったけれど、ほかの準備に追われて余裕がなかったという人も。
結婚式の準備は本当に大変で、イメージ通りにしようと思ったら、状況が2転3転してしまうということも少なくありません。
予定外のトラブルが発生してしまうこともありますので、それらの対応をしているうちにメッセージを書く時間がなくなってしまうというのもうなずけます。
結婚式の準備はできるだけ早いうちから、余裕を持って取り掛かりたいですね。
メッセージを書いたという人は、当日は忙しくて全員ときちんと話すことができないので、それぞれの招待客に伝えたいことを書いたという人、自分だったら席札にメッセージが書いてあるのを見つけたらうれしいから書いた、という人が多かったです。
結婚式の招待状や席次表と違い、席札へのメッセージはそこまで重要性の高いものではないかもしれませんが、結婚式に来てくれた人への感謝の気持ちを表すにはもってこいのペーパーアイテムだと思います。
せっかくならこだわりのデザインを
席札は、メッセージなどを書かないのであればシンプルでもなんら問題ないと思います。
けれど、せっかくメッセージを書くのであれば、ぱっと目を引く席札を作りたいですよね。
席札は特に決まりがないので、自由にデザインを楽しむことができます。
ぜひこだわりのデザインで席札を作ってみましょう。
いろいろな人の結婚式に出席したことがある人は、複数のデザインを見たことがあると思いますが、メッセージが書かれていないものはかなりシンプルだったのではと思います。
どんなデザインにすればいいのかイメージが湧かないという場合、席札のデザイン集などを見て参考にするのがおすすめです。
それらのデザインと自分たちの会場の雰囲気を照らし合わせ、違和感のないものを選びましょう。
席札を手作りするというのもおすすめです。
小さくてかさばるものではないので当日の搬入もしやすいですし、手作りもしやすいと思います。
招待客のタイプに合わせて少しデザインを変えてみるというのもいいですね。
上司や親戚にはきちんとしたデザインの席札を、友人にはちょっと遊び心のあるデザインの席札を用意するというのも楽しそうです。
材料は文具店や100円ショップで十分用意できるという手軽さも助かります。
メッセージは手書きで!
席札のメッセージは手書きで書いている人がほとんどです。
ワープロでは味気なく、その人への気持ちが伝わりにくいですし、それぞれに書くことが違うので業者に頼むのもあまり意味がありません。
しかし、テンプレート文をプリントをして、余白に手書きのメッセージを添えるという人は多いです。
そこに新居の住所を書いておくと、住所変更のハガキを出す前に仲の良い人に新しい住所を知らせることができますし、臨機応変に席札を活用してみましょう。
テンプレート文いはいろいろな例がありますが、友人にも親戚にも共通して活用できる文面を選ぶとよいと思います。
空白部分はやはり手書きで、その人への感謝の気持ちや、ちょっと伝えたいことなどをしたためましょう。
1人1人にすべて違ったメッセージを書かなければいけないなど、決まりはありません。
久々に会う人にはそこまで伝えたいことはないかもしれないので、その場合は「出席してくれてありがとう」という気持ちを込めて、似たような文章でもよいと思います。
実際に席札を設置するときは、業者ではなく自分たちで行なってみてはいかがでしょうか。
親戚などは何年も会っていない人を招待することもあるでしょうし、結婚のきっかけを作ってくれた友人を招待するということもあると思います。
そんなそれぞれのゲストとの思い出を振り返りながら、1人1人の席に席札を設置することで、より招待客への感謝の気持ちが湧いてくること間違いなしです。
当日はバタバタと準備で忙しいかもしれませんが、もし時間が許すのでればウェディングプランナーに相談してみてください。