せっかくハワイで結婚式をするならば
憧れのハワイウェディング。芸能人やモデルなどのセレブな方々がよくハワイで結婚式を挙げているイメージで、一般人にはちょっと敷居が高いのでは、と思われがちですが、最近では色々なプランがあり結婚式のスタイルもバラエティに富んでいます。海が見える素敵な教会での結婚式も憧れますが、せっかくならハワイ古来の伝統的な結婚式であるカヒコウェディングがお勧めです。
ハワイの大地で伝統ウェディング
カヒコウェディングとは、ハワイの大自然の中で神々に祝福されて行われる神聖な儀式と言われており、ハワイのスピリチュアルな雰囲気を感じたいという方や、自然が好きな方、またはフラダンスが好きな方にも人気の結婚式です。
アロハシャツで結婚式?
結婚式の衣装はウェディングドレスではなく、男性はアロハシャツを着て、肩からは葉で出来たレイを下げます。女性はムームーというドレスに、頭にはレイポウという可愛らしい花の冠を着けます。どちらも日本ではリラックスするときに着られるような緩いイメージですが、ハワイでは昔から伝わる正装です。招待客もフォーマルなスーツやワンピースではなく、同じくアロハシャツやムームー、もしくは森林の中でも動きやすい普段着での参加をお勧めします。
挙式はカフと呼ばれる、儀式をつかさどる聖職者が進行役を務め、まずは聖水で新郎新婦と結婚式会場を清めるところから始まります。会場は緑に囲まれた森林の中にあり、キラキラした木漏れ日の中で新鮮な空気と小鳥たちのさえずりを聞きながら、リラックスした雰囲気で結婚式が行われます。ハワイ語で家族はオハナと呼ばれ、この会場では新郎新婦だけではなくオハナと自然、みんなが調和でき一体感が生まれます。
カフに従って誓いの言葉を交わした後は、聖水の飲み交わしという儀式が行われ、誓いを封印するという意味を込めてカパで二人を巻きます。カパとは、樹皮を叩いて引き延ばしたポリネシアの伝統工芸で布のように使います。織布がなかった時代にはカパを腰に巻いてフラダンスを踊っていたそうです。現在では作り手が居なくなってきていて、貴重な品となってきました。
鼻でキス?ホニとは
最後に指輪とレイの交換が行われ、誓いのキスの代わりにホニと呼ばれる鼻と鼻を擦りつけるハワイ式キスを交わします。ホニには、生命の息吹を吸い込み神々のスピリットを分かち合うという意味があり、新郎新婦が二人でこの動作を行うことでハワイの大地と神々から祝福を受けられると言われています。最後まで大自然と神々に敬意を払ったカヒコウェディングは一生忘れられない思い出になることでしょう。
人気のモロッコでの結婚式とは
最近は旅行先としても注目を集めてきているモロッコはアフリカ大陸の北側に位置しており、国民のほとんどがイスラム教徒です。イスラム教の風習で、結婚するにはまず新郎が新婦の家族に結納金として莫大なお金を納めなければならず、充分に貯金のない男性は外国へ出稼ぎに行ったりして何とか大金を用意するそうです。
花嫁は準備が大変
結婚式は花嫁の準備から始まります。式の前日には花嫁はハマムと呼ばれる浴場で身を清め、手の甲から腕に向かってヘンナと呼ばれる魔除けと幸福を呼び寄せると云われているボディーアートを施します。これはヘナという植物で出来た茶色い特殊な染料で、一見タトゥーの様ですが植物素材なので肌に害もなく、一週間ほどで色も自然に落ちていきます。
開始時間が夜23時?
結婚式当日、式開始の平均時間はなんと23時。式場へ入ると、まずは牛乳とナツメヤシが配られます。イスラム教徒はお酒を禁止されているため、飲み物はすべてノンアルコールとなります。また、驚くのが座席を男女の部屋に分けるということ。最近では都心部を中心に男女一緒に行う地域も増えてきてはいるようですが、イスラム式伝統の結婚式では基本は別々です。新郎新婦が入場するまでは男女は各部屋で食事したり、踊ったり歌ったり写真を撮ったりと盛り上がります。人数も200〜300人と大規模なので、中には新郎新婦が入場して来る前に食事だけいただき帰っていく人も‥。
モロッコ結婚式のお色直しとは
モロッコの結婚式でもうひとつ驚くのが、お色直しの数。一晩に4〜5回も衣装チェンジされ、新しい衣装で登場するたびに新郎新婦は日本のお神輿のような台に乗せられて登場し、また写真撮影大会が始まります。衣装は純白の伝統衣装や真っ赤なドレスなど派手できらびやかなモロッコの民族衣装が一般的ですが、最近は近代化してきた都市部を中心にウェディングドレスを着る新婦も増えてきました。また、女性ゲストの衣装も以前は肌を見せないよう顔までしっかり覆っていましたが、最近では自由になってきており普通に顔を出している女性も多いようです。
女性は大変
結婚式は朝の5〜6時ごろまで続き、日が昇るころになってやっとゲストは家路へ着きますが、女性にはこの数時間後に片付けという作業が待ち構えています。解散した数時間後に再び会場に集まり、家族総出で片付け作業が終わると、新婦が再び登場し女性だけでお祝いをします。ピラミッド型に並べたお菓子を食べながら、歌ったり踊ったりと結婚式の後でもお祝いムードは続きます。
自然に囲まれた贅沢な空間での結婚式とは
一年を通じて気候も良く、雨期や台風も無いニュージーランド。南半球に浮かぶこの島国には、世界遺産にもなったほど美しく雄大な自然があふれています。また、平均で東京ドーム4個分と言われる広大な牧場がたくさんあるのも特徴的です。この国の結婚式は、そんな自然に囲まれた環境を生かしたウェディングパーティーが人気です。
アルプスの山々に囲まれた憧れの教会で
自然の中で挙げる結婚式の中でも特にニュージーランドのみでなく世界中のカップルの憧れとなっているのが、テカポ湖畔にある善き羊飼いの教会。特徴は何といっても広大なアルプスの山々を背景としたミルキーブルーの湖。まるでおとぎの世界のようなメルヘンな光景は一生の思い出になるでしょう。また、テカポ湖はニュージーランドで一番星が綺麗に見える場所としても知られており、夜には空を埋め尽くすほど無数の星を眺めながら、大切な人ととてもロマンチックな時間を過ごすことができ、ハネムーンにもおすすめな場所です。基本的にこちらで挙式できるのは未婚のカップルのみなので、事前に籍だけ入れている場合は要相談となります。
結婚式は羊と一緒に?
人間より羊の数が多い、と言われるニュージーランドでは、牧場でのユニークな手作り結婚式も人気です。広大な牧場にチャペルや客席を設置して、結婚執行人と呼ばれる役員さんを招待して婚姻手続きの式から披露宴まで、羊たちに見守られながら進めていきます。飾りつけや料理まですべて手作りにするアットホームなスタイルも人気ですが、ちょっと面倒というカップルは牧場を結婚式のために貸し出して準備から片付けまですべて請け負ってくれるファームもあるのでそちらのサービスを使うことも多いようです。
このように、ニュージーランドでは格式張らないユニークで自由なスタイルの結婚式が人気です。日本の様に一流のホテルやレストランでの結婚式も素敵ですが、刻一刻と姿を変える大自然の中で、大切な人々に囲まれ一生に一度の自分たちだけの特別な結婚式も素晴らしいのではないでしょうか。
世界中で話題となった「ハカ」とは
最後に、ニュージーランドの結婚式と言えば少し前に各動画サイトで世界的に大変話題になった「ハカ」です。ハカとはニュージーランドのマオリ族という先住民の民族舞踊で、元々は部族の戦士たちが敵を威嚇するために始めたと言われる男性のための踊りです。その話題になった動画では、友人や家族たちが「絶対に幸せになるんだぞ!」と新郎新婦に気合いを入れるため、結婚式の最中に突然サプライズでハカを披露しました。目をしっかり見開き、舌を出し、身体全体を使って力強く踊る姿は大変インパクトがあり鳥肌ものです。
パンに塩?ロシア流結婚式
ロシアではソ連時代に教会での結婚式を禁止されており、今でも役所で挙げるのが一般的になっています。ただ、これはあくまで法的な手続きであり、メインのイベントは披露宴となります。新郎新婦は役所に婚姻届けを提出すると、披露宴会場に向かいます。その入り口で、花嫁はまず新郎側の両親が用意したパンに塩をたっぷりつけて食べます。これは「フレーボム・ソーリエ」と呼ばれる古くから伝わる伝統で、花嫁を家族として向かい入れること、しょっぱい思いはこれが最後でこれからは幸せな生活が訪れる、という意味が込められています。
ロシアで割れるは縁起がいい
披露宴自体は大変賑やかなもので、ゲームや歌などの余興や、ダンスをしたりと大変盛り上がります。披露宴の最中での伝統イベントのひとつに、シャンパン投げというものがあります。こちらは、シャンパングラスをリボンで結び付け、新郎新婦が中身を飲み干した後に床へ投げ捨て、第一子の性別を占うのです。地域によっては破片の数だけ幸せが訪れると言われているところもあるようです。
ちょっと変わったご祝儀の回収方法とは
もうひとつ盛り上がるのが、花嫁の靴探しゲーム。これは、花嫁の友人が花嫁の靴を奪って逃げ、新郎がそれを追いかけて靴を返してもらう代わりに、友人に指定された金額を会場にいる招待客たちから集めるというもの。結果的にこれがご祝儀となります。地域差もあり、すべての結婚式で行われているわけではないので普通にご祝儀を渡すことも多くあります。ただ日本と違うのは、ご祝儀袋に自分の名前を記入する必要がないため、誰がいくら払ったかがわからないようになっていること。金額は気持ちや懐次第で決まるようです。
ロシアのおもしろ写真が世界中で大人気?
ロシアと言えば、最近色々な海外の情報サイトで話題になるのが写真のユニークさ。普段から写真を撮るのが大好きなロシア人。思わず目を疑うような面白写真がネット上にたくさん上がっています。そんな写真好きなロシア人が人生最大のイベントである結婚式の写真に張り切らないわけがありません。ネット上でロシアの結婚式写真を見てみると、怪獣に追いかけられている様子や、巨大な白鳥のうえでキスする写真など、ユニークな合成写真をたくさん見つけることが出来ます。
左手の薬指に指輪はだめ?
世界的に晩婚化が進む中、ロシアではいまだに早期婚が多く、学生同士での結婚もよくあります。また、スピード結婚も多く、出会って1か月後に結婚なんていうカップルもザラにいます。そのせいか、残念ながら離婚率も高いようです。なお、女性は初婚の時は右手の薬指に指輪をはめ、離婚すると左手の薬指にはめるそうです。
結婚式に上司は呼びません
倹約家としても知られるドイツ人の結婚式は、他の国々と比べてシンプルなものが多いようです。まずゲストの人数も平均して30ー50人程度と仲の良い友人や家族だけに限られ、日本と違い職場の上司などを招く必要はありません。
結婚式の前日には、「ポルターアーベント」と言われる伝統の儀式が行われます。これは、友人や家族、近所の人々を招いて家の前で派手に陶器を割りまくるというイベントで、陶器が割れる大きな音で悪魔を祓い幸運を招き入れるという意味が込められています。道路に無数に散らばった陶器の破片は新郎新婦が片づけることとなります。これから一緒に生活をしていく二人の最初の共同作業、という意味も込められているようです。
他にも、「二人で困難を乗り越えられますように」という願いを込めて、のこぎりゲームやハートくり抜きゲームというのもドイツの結婚式ならではの人気な伝統ゲームです。のこぎりゲームは二人で協力して丸太を切り落とすゲームで、ウェディングドレスで行われるので終わったときにはドレスが木のクズだらけなんてことも。ハートくり抜きゲームは新郎と新婦がそれぞれ大きな布に描かれたハートの絵を逆の方向をカットしていき、早く切れた方が結婚後に権力を握れるという言い伝えもあるそうです。
ドイツの披露宴は?
ドイツで披露宴をする場合は、会場も内容も予算によって様々です。余裕のあるカップルでは古城やホテルを借り切って大人数を招いてのパーティーもあるようですが、最近の若いカップルはレストランやバーを借りてカジュアルな立食パーティー形式を選ぶことも多いようです。お酒好きな文化なので、DJやバンドを招いて深夜まで酔って踊り続けることも。費用を抑えるために、会場だけ借りて料理や飲み物は自分たちで手配するカップルも多いそうです。
ご祝儀はどうすれば?
ご祝儀はこれといった決まりはありませんが、披露宴の規模や会場によって変わるようです。仲の良い友人で挙式から披露宴まで参加した場合なら相場100〜300ユーロほどと幅があるので、他の参加者と相談して金額を合わせると良いかもしれません。他には招待状に新生活で使うための欲しい物リストが書かれていることもあり、その場合はご祝儀は必要ありません。ただ、結婚に慎重なドイツ人は入籍する前にしばらく同棲してお互いが今後も相手と上手く暮らしていけそうかを見極める期間があり、結婚した時点ではすべて必要なものは揃っていることも多いのでお金の方が喜ばれるでしょう。
皆に認めてもらうまで結婚できない?
歌手の宇多田ヒカルさんが結婚式を挙げたことでも話題になったイタリア。イタリアでの結婚式は、まず婚姻の許可を取るところから始まります。婚姻には二種あり、教会で神父さんの前で婚姻届けに記入する方法と、役所に届けを提出する方法です。役所に届けを提出と言っても日本の様にただ婚姻届けに記入すればよいわけではありません。まずは、Mr○○はMss○○と結婚をしたい、という意思を役所の壁に貼りだし、その張り紙に対して異議申し立てがないか二週間様子を見ます。無事何事もなければ晴れて婚姻届けを提出できることになります。もう一方の教会で挙げる場合はその役所での作業に加え、教会にも同様の紙を貼り出したうえで、更には神父さんから結婚の意思や心構えについての面談を受けなければなりません。面談の後、結婚の意思が変わらないことを確認したうえでやっと婚姻届けを提出できます。
フラワーシャワーならぬ、ライスシャワー
婚姻届けを提出して教会から出てくると、家族や友人たち招待客からライスシャワーと言って米粒を投げられる伝統があります。フラワーシャワーは有名ですが、ライスシャワーは南ヨーロッパの伝統で、たくさんの子供に恵まれるように、食べるものに困らないように、といった願いが込められていると言われています。
道行く人が花嫁さんにキス?
その後、写真撮影で街中を歩いていると、道行く人々にキスをさせることがあります。いくら情熱の国イタリアだと言ってもいきなりキス‥と驚くかもしれませんが、実はこれもイタリアの伝統のひとつ。新婦さんにキスをすると幸せになれるという言い伝えがあります。キスとはいっても手の甲や頬などで、突然唇を奪われることはありません。
憧れの古城でウェディングも
イタリアの披露宴では日本の様にホテルを会場とすることはほとんどなく、大きな邸宅の庭が会場として人気です。自分たちの家ではなくても、大邸宅に住んでいる親戚や友人に借りることも多いそうです。金銭的に余裕のあるカップルなら、古城を貸し切って披露宴を行うこともあるそうです。お城での結婚式、女性なら誰でも憧れるのではないでしょうか。
イタリア人の食へのこだわりとは
そのほか美食の国イタリアならではと言えるのは、披露宴で出される料理のレベルです。招待客は料理で結婚式の良し悪しを判定することが多く、このお料理がいまいちだとどれだけ素晴らしい式だったとしても台無しになってしまうとも言われているので、大変なプレッシャーです。ですから、カップルはメニューをシェフと一緒に時間をかけて相談して、みんなに満足してもらえるよう気を配ります。
婚姻届けだけでは法的に結婚できない?
日本では結婚式と役所の手続きは別に行われるものですが、イギリスでは婚姻届けの記入から提出までの一通りの流れ=結婚式となります。記入済みの婚姻届けを提出するだけで法的に婚姻成立ということはできません。式が行われる場所は宗教、無宗教で変わってきます。イギリス人の大半がキリスト教なので、その場合は教会が一般的で、神父さんが進行役を務め婚姻届けへの記入、サイン、提出まで行われます。無宗教の場合は役所で式を執り行うこともあります。役所には婚姻手続き専用ルームがあり、そちらで役人さんが神父さんのように式を取り仕切り、協会と同様に婚姻届への記入から提出まで流れに沿って行われます。
気軽な雰囲気の披露宴
披露宴は日本のようにホテルで行われることもありますが、レストランやパブを貸し切りにしたり、自宅の庭でBBQやケータリングを呼んで行われることもあります。生バンドや、若いカップルではDJを呼ぶこともあり、日本の様に常に着席してかしこまった雰囲気ではありません。また、一般的に食事代は新郎新婦が負担しますが、ドリンクは各自がバーで購入するというスタイルなので、ゲストはみんな自由に会場内を動きまわり、食べたり飲んだり、誰かと話したり、音楽に合わせて踊ったりと、それぞれがパーティーを好きなように楽しみます。
ご祝儀の代わりに用意するものとは
また、日本の様にご祝儀という習慣はなく、一般的なのは「ウェディングリスト」というプレゼント方法です。これは新郎新婦が事前に欲しいものをリストアップしたウェブサイトのリンクをゲストに送り、ゲストはそのリストの中から贈りたいものを選んで購入します。誰かが購入するとその商品がリストから消えていくという仕組みです。既にプレゼントの内容が分かっているので貰ったときのワクワク感はありませんが、逆に言えば気に入らないプレゼントや他のゲストと重複したものを貰う心配もなく、新婚生活に必要なものを揃えることも出来るので、ある意味合理的かもしれません。
女性は帽子?結婚式のドレスコード
最後にゲストの服装ですが、日本と同様に新婦のドレスと被ってしまう白いワンピースは絶対にタブーです。また、黒いドレスも縁起が悪いとされるので避けましょう。男性はシャツ、ネクタイにジャケット、女性は華やかな色のワンピースが良いでしょう。また、ガーデンウェディングの場合など、女性は大きな帽子を被ることもよくあります。折角なので日本の正装である着物を着ていくと喜んでもらえるかも、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、披露宴では新婦より目立たないようにするのが原則なので、特別に新郎新婦からリクエストでもされない限り、着物は避けた方が良いでしょう。
いきなり役所に行っても結婚できないフランス式婚姻届け
24時間365日いつでも婚姻届けの提出が出来る日本と違い、フランスでは事前に予約が必要となります。役所には婚姻届け専用の部屋があり、書類の提出(出生届や独身証明書など様々な書類が必要)、婚姻届けへの記入のほか、新郎新婦にそれぞれ証人が各ひとりずつ付き、合計4人のサインが揃ってはじめて手続きが完了となります。その後は、市長の祝福の儀式を受け、晴れて結婚式が完了となります。フランスでは日曜は役所関係がお休みなので、結婚式はみんなが集まれる土曜日に行われるのが一般的です。(平日でも式の予約は受け付けてもらえます)こちらの式には家族や親類、親しい友人など限られた人のみが招待されます。
大勢の人に結婚のお披露目
式の後は別の会場へと移動し、Vin D’honneur(バンドナー)と呼ばれる軽食パーティーが行われます。200〜400人ほどのゲストが招待されますが、特にゲームなどの派手な余興があるわけではありません。シャンパンや簡単につまめる食べ物が用意され、ゲストは誰かと話をしたり、新郎新婦へお祝いの言葉を掛けたりと、リラックスした雰囲気のアットホームなパーティーです。
朝まで続くこともあるハードなパーティー
フランスの結婚式は体力勝負と言われるくらい長丁場となります。バンドナーが終わると、次は家族や近い友人などあらかじめ招待されたゲストだけでディナー会場へと移動します。こちらではコースのディナーが振る舞われ、DJや生バンド、オーケストラを招き、飲んだり、歌ったり、踊ったり、みんなでゲームをしたりと賑やかなパーティーとなります。このパーティーは夜中の2時〜3時まで続くこともあります。
オンラインでポチッとお祝い購入
フランスではご祝儀という決まった金額はなく、新郎新婦が新生活で必要なものや欲しいものをピックアップしてオンラインでリスト化し、ゲストへリンクを送ります。ゲストはそのリストの中から贈りたいものを選び購入し、誰かが購入するとその商品はリストから消える仕組みです。金額も様々なので、例えばバンドナーだけしか参加しないゲストは50ユーロ以下の商品を選んだり、ディナーまで参加するなら高額の商品を選んだりすることもできます。ただ、最近では結婚式前から同棲を始めるカップルが多く、その場合は既に大体のものが揃っているので、ハネムーン資金と称し現金を貰うことも増えてきました。
ドレスコードは?
最後に服装ですが、日本と同じくゲストは白いドレス厳禁です。縁起が悪いとされる黒いドレスも避けた方が良いでしょう。女性なら明るい色やベージュなどの上品な色のワンピース、男性ならスーツにネクタイが一般的です。
結婚式の費用は?
まず日本人、特に女性にとって驚きなのが、アメリカの伝統的な結婚式では、挙式から披露宴、衣装やカメラマンなど、新婦側が費用をすべて負担するということです。新郎側は代わりにハネムーン代金を負担するそうです。
ちょっと意外ですが、新婦にとっては自分好みの結婚式に出来て逆に良いのかもしれません。
幸せになれるサムシングフォーとは
結婚式のプランを立てる際、まずは自分たちのテーマカラーを決めます。この色は結婚式のメインカラーとして、カードや飾り付け、ナプキンやお花、ブライズメイドの衣装など、すべてに統一して使われます。他にはアメリカの伝統として、Something Fourを用意します。これは、「何か古いもの」家族とのつながりを象徴するもの。「何か新しいもの」二人の未来を象徴するもの。「何か借りたもの」友人とのつながりを象徴するもの。「何か青いもの」聖母マリアの象徴となる色で純潔を表す。
以上の4つを新婦が身に付けると、幸せになれるとされています。
レンタルドレスがない?
アメリカの結婚式ではウェディングドレスは基本的に購入したものを着用します。日本の様にドレスのレンタルはほぼありません。
また、ドレスは結婚式当日まで新郎には見せてはいけないしきたりになっているので、ドレス選びは通常家族や友人と行います。新郎は結婚式当日に新婦のドレス姿を見て美しさに感動するのだとか・・・。
また、ブライズメイド、アッシャーマンというカップルの親友や兄弟が二人をサポートする習慣もあり、こちらに選ばれた方々は当日お揃いの衣装を着てカップルの隣に並びます。
日本でも人気のウェディングツリー
招待客は会場へ着くと、まずはゲストブックに記入するのが通例ですが、最近の流行はウェディングツリーだそうです。
これは木の幹と枝だけの絵が用意されていて、ゲストは自分の指にインクを付けて拇印を葉に見立てて木を飾っていくのです。自分の拇印の下にはサインやお祝いメッセージを一言添えることも。
結婚式が終わると完成したウェディングツリーを額縁に入れて新居に飾ったりも出来るので良いアイデアとして日本でも最近人気が出ているようです。
パーティーといえばダンス!
披露宴での一番の見せ場は、新郎新婦のファーストダンス。会場の中央で二人が踊る姿はとてもロマンチックで、ゲストもうっとりします。二人のダンスが終わると、新婦と新郎のお父さんや、新郎と新婦のお母さんなど、パートナーを変えてダンスは続きます。
もちろんゲストが参加しても大丈夫です。ロマンチックなダンスが終わると、DJがノリの良い音楽を掛けて宴会に切り替わり、パーティーは夜遅くまで続くこともあります。
商品ラインナップ
似顔絵のサイズは、通常の似顔絵が「S」「M」「L」、ウェディングツリーが「スタンダード」「スモール」「ラージ」のそれぞれ3種類です。
全商品フレーム付き、送料込みです
通常の似顔絵価格表
商品 |
サイズ
(cm) |
特長 |
料金 |
説明 |
S |
15×21 |
卓上にも飾れるコンパクトなサイズです。結婚記念日や誕生日などのプレゼントに最適です。 |
¥18,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます
※面積の関係上、描ける内容に制限がございます。 |
M |
21×30 |
結婚式のウェルカムボードやご両親への記念品、金婚式や還暦などのお祝いまで、さまざまなシーンにご利用いただけるサイズです。 |
¥20,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:6人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
L |
30×40 |
最大サイズのウェルカムボードはインパクト充分。また、ご家族全員の似顔絵を描いた結婚記念日や還暦祝い、敬老の日などのプレゼント、職場のみんなから退職する上司へのプレゼントもきっと喜ばれることでしょう。 |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
※ペットも人数に含みます
最大人数:20人
追加:3,000円/1人 |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
通常の似顔絵価格表
商品 |
サイズ
(cm) |
料金 |
説明 |
S |
15×21 (cm) |
¥18,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます
※面積の関係上、描ける内容に制限がございます。 |
M |
21×30 (cm) |
¥20,000
(税別) |
基本人数:1~2人
最大人数:6人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
L |
30×40 (cm) |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
※ペットも人数に含みます
最大人数:20人
追加:3,000円/1人 |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
ウェディングツリーの料金表
商品 |
サイズ
(cm) |
特長 |
料金 |
説明 |
スタンダード |
43×35 |
スタンプ押印人数 50人(参考) |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
スモール |
40×30 |
スタンプ押印人数 30人(参考) |
¥27,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
ラージ |
51×39 |
スタンプ押印人数 80人(参考) |
¥60,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
オリジナル説明書・スタンプ台セット |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
オリジナルスタンプシール |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
ウェディングツリーの料金表
商品 |
サイズ
(cm) |
料金 |
説明 |
スタンダード |
43×35 |
¥30,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
スモール |
40×30 |
¥27,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
ラージ |
51×39 |
¥60,000
(税別) |
基本人数:1~2人
追加:3,000円/1人
※ペットも人数に含みます |
オリジナル説明書・スタンプ台セット |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
オリジナルスタンプシール |
¥2,000
(税別) |
詳しくはこちら |
・全商品フレーム付き
・全商品送料込み |
オプション
商品 |
説明 |
料金 |
人物追加 |
3人目以降の似顔絵追加の料金です。 |
3,000円/1人 |
ご注文はこちらから