定年退職する上司に送るべきメッセージは?今すぐ使える例文と注意点を紹介
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上司が定年退職を迎える際、部下からメッセージを届ける例が多くあります。
この時、どんな言葉を選べば良いのか、つい迷ってしまいがちです。
今回は、失礼なく嬉しい気持ちで受け取ってもらえるメッセージの作り方や例文、注意点を紹介いたします。
部下から上司へ~定年退職メッセージを送る際の注意点
定年退職を迎える上司へのメッセージには、避けるべき言葉がいくつかあります。
うっかり入れてしまうと、心象が悪くなります。
事前にチェックの上、該当するメッセージがある場合は書き直しましょう。
「老いや病気、死を連想する言葉」
枯れる、(腰が)曲がる、倒れる、折れる、切れる、重いといった言葉は、定年退職にあたってのメッセージに向いていません。
「倒れそうになっても立ち上がる姿に感動しました」
といった前向きな意味だとしても、避けるようにしましょう。
「ゆっくり・のんびりなどの表現」
「これからはゆっくり過ごしてください」
「のんびりとした毎日がおくれるように祈っています」
など、「ゆっくり・のんびり」は忙しく仕事をしていた上司につい、かけたくなる言葉です。
ですが、現在は寿命が延び、定年以降も現役で働いたり、新しいチャレンジをしたり、という人がほとんどです。
趣味が多く、元気な上司の場合は、
「今後も変わらず精力的に活動されると思います。今後ますますのご活躍を、心よりお祈り申し上げます」
といった言葉を選ぶと、喜ばれます。
「残念です・悲しいですなどの表現」
残念です、悲しいですという表現も、良かれと思って使われがちな言葉です。
もっと一緒に働きたかった、という気持ちは分かるのですが、新しい門出の日には適さない表現といえます。
「一緒に働けなくなりさみしい気持ちはありますが、これまでの時間に感謝の気持ちでいっぱいです」
「たくさん教えていただき、ありがとうございました。またいつでも遊びに来てください」
このような明るいメッセージを心がけましょう。
「ご苦労様でした・頑張ってくださいなどの言葉」
ご苦労様でした、頑張ってくださいという言葉は、上司から部下にかける言葉です。
部下から上司へ使うのはNGですので、覚えておきましょう。
昔は目上の人に使えた「お疲れ様でした」という言葉も、最近は失礼だととらえられる例が増えています。
「大変お世話になりました」
といった文章を選択するとスマートです。
上司へのメッセージを上手にまとめるコツ
日ごろから手紙を書きなれていない場合、突然メッセージと言われて困ってしまうかもしれません。
ですが、メッセージは基本を押さえていれば、それほど難しくありません。
実際の場面で活用したい、メッセージ作りのコツをご紹介いたします。
「感謝+エピソードでオリジナリティあふれるメッセージに」
定年のメッセージは、これまでの感謝を伝えるのがもっとも重要です。
「〇年間お世話になりました。たくさんのことを、教えていただきました。本当にありがとうございます」
といった感謝の気持ちを込めて、文章を作成しましょう。
一方で、感謝の想いだけでは、周りの人と似たり寄ったりになってしまいます。
上司と自分だけのエピソードを添えて、心に届くメッセージにしましょう。
「○○で失敗した時に、○○さんがやさしくサポートしてくれました。あの一件があったからこそ、成長できたと思っています」
このような、実際の場面が目に浮かぶストーリーを入れて、これまでの日々を振り返りながら、感謝を伝えましょう。
定年退職する上司に届けたいメッセージ例文
それでは、実際に使える上司への定年退職メッセージの例文をみてみましょう。
こちらの文章は、自由にアレンジしながら使っていただけます。
文章を考えるのが苦手、という場合は、ぜひご活用ください。
例文1
○○さん、ご退職おめでとうございます。
中途入社で右も左も分からなかった私を、ていねいに指導してくださったこと。○○さんのおかげで、すぐに仕事を覚えられ、円満な人間関係を築けました。
ゴルフが大好きな○○さん。今後ますますお元気に、活躍されると存じます。
私も会社を引っ張っていく一員として、教えを胸に頑張る所存です。
いつまでもお元気で、楽しい日々をお過ごしください。
例文2
ご定年おめでとうございます。
○○さんが日々熱心に仕事へ打ち込む姿、いつも励みにしていました。
なにがあっても笑顔で対応する素晴らしい背中から、たくさんの学びをいただきました。
これからも、○○さんは私の心の上司です。
やりたいことがたくさんあると思いますが、ぜひ会社へも顔を見せていただければ嬉しく思います。
〇年間、本当にありがとうございました。
まとめ
目上である上司へのメッセージは、どうしても緊張するものです。
ですが、「ありがとうございます」がこもっていれば、かならず想いが届きます。
文章が苦手でも、自分の言葉で大丈夫です。
避けるべき表現は使わず、感謝と上司にまつわるエピソードで、オリジナリティの高いメッセージを作成しましょう。
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