母の日のサプライズアイデア|感動のプレゼント&世界の母の日事情
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毎年やってくる「母の日」
そのたびに色々プレゼントしてきたけれど、なんだかマンネリ化してイマイチ盛り上がらなくなってきた・・・。
そんな風に感じている人も意外と多いのではないでしょうか。
もしそうなら、母の日のプレゼントやプレゼントの渡し方をちょっと工夫してサプライズを演出してみましょう。
サプライズにすると感激もひとしお、喜んでもらえること間違いなしです。
ゴールデンウィークが終わるとやってくるのが『母の日』です。
毎年、何かとバタバタしたなかでいつの間にか直前になっていまい、慌ててカーネイションを買いに行ったりしてしましまいます。
そんなことにならないよう、ゴールデンウィーク中からしっかり計画を立てておかないと、プレゼント選びに間に合わなくなってしまいますね。
感謝の伝わる贈り物をしっかり選ぶためにも是非早めに準備を進めていきましょう。
目次
手紙を贈りましょう
プレゼントを贈る場合でも手紙を添えると気持ちが伝わります。
手紙は一言でも構いませんが、エピソードを添えて書くと心温まるオリジナルのものになります。エピソードを添えた手紙の例文を5つ挙げます。
例文1
お母さん、いつも私のためにありがとう。 大好きで尊敬するお母さん、母の日だから感謝の気持ちを伝えます。 これからもよろしくね。
例文2
お母さん、いつもありがとう。 熱で寝込んでいた私にいつも作ってくれるスープの味を忘れません。 いつも大切に想っています。
例文3
初めて私が自転車に乗った日、嬉しくて泣いてくれたお母さんの顔を忘れません。 いつも支えてくれてありがとう。
例文4
私が落ち込んでいた時、何も聞かずにそばに居てくれたお母さんに心から感謝しています。 あなたの優しさが私の支えです。
例文5
仕事で大きな失敗をしたとき、人間関係で悩んでいるとき、いつも私に寄り添い、励ましの言葉をかけてくれたことが心の支えになりました。本当にありがとう。
離れて暮らしている場合のプレゼント
今までも離れて暮らしている母親に、花束やプレゼントを宅急便で送ってあげていたかもしれません。
勿論それだって十分喜んでもらえるのですが、実は母親にとって一番嬉しいのは普段なかなか会えない我が子と会って一緒に過ごす時間。
なので宅急便ではなく自分でプレゼントを持って実家に帰ってあげるだけで十分サプライズプレゼントになりますよ。
ただしこれを実行する前に、まずはその日の母親の予定をそれとなくリサーチしておく必要があります。
あるいは母親に遊びに来てもらうというのも良いですね。
自慢の料理を並べオシャレに部屋を飾りつけして、母親が着いたその日にサプライズパーティ、なんてのもアリ。
また遠すぎて交通費がかかってしまう・・・という場合には、ICカードに交通費をチャージしてプレゼント、というのも実際的で気の利いたプレゼントになるかもしれません。
もし自分が実家に帰ることも母親に遊びに来てもらうことも難しいなら、DVDレターやフォトブックを贈るのもいいかも。
本人に面と向かって言うにはちょっと照れくさい感謝の言葉でも、録画でなら素直に言えるのがいいところです。
フォトブックなら、今の自分の写真や家族全員の写真、思い出の写真などを盛り込んでメッセージも付けましょう。
実家暮らしの場合・女性編
実家暮らし、あるいは離れていても実家のすぐ近くに住んでいてしょっ中会っているという場合なら、非日常を演出するのがサプライズの鍵。
例えば女性であれば、母親が普段行かないところでかつ女同士で行くと楽しめるところに連れて行ってあげると喜ばれます。
エステサロンの体験メニューとか、美味しいスイーツで有名なビュッフェ、オシャレなアパレルショップでお買い物。
ガイド役になって母親を楽しませてあげましょう。
実家暮らしの場合・男性編
母親にとって息子はちょっと特別な存在。
息子とお出かけなんて、それだけで「嬉しい非日常」になるんです。
なので美味しいお店のランチやディナー、映画なんかをおごってあげると喜んでもらえます。
あるいは普段料理をしない息子が母親のためにご飯を作ってくれた!なんていうのもサプライズ感満点のプレゼントになります。
世界の母の日を参考に
母の日ですが、一体どこが発祥なのでしょうか?
気になる母の日の起源や、世界中での過ごし方をチェックしてみましょう。
母の日の起源をたどってみると、意外なことに気づきます。
それは、世界中で制定されている母の日の日付が違い、それぞれ起源が異なるのです。
その中でも、日本と同じ5月の第2日曜を母の日に定めたのは、アメリカだと言われています。アメリカは、それほど歴史が長い国ではないため、母の日が制定されたのも実は1900年代に入ってからです。
アメリカにはかつて南北戦争時代、アン・ジャービスという女性が、負傷した兵士が置かれる環境を改善すべく活躍していました。その後、アンは亡くなってしまうのですが、その2年後。アンの娘が、アンが教師を務めていた教会で、記念の会を開催します。
その時、母へ白いカーネーションを贈ったことが、母の日の始まりだそうです。
その翌年から、母へ白いカーネーションを贈る動きが広がっていき、1914年に、5月に第2日曜が母の日に制定されました。
日本の母の日も、アンの娘であるアンナからの働きかけで、伝わってきたものです。
その他にも30以上の国で、5月の第2日曜が母の日として定められています。
アメリカから母の日が伝わった国が多い中、独自の文化で母の日が制定された国も少なくありません。次に、アメリカとは違う形で生まれた母の日を、みてみましょう。
世界で一番早く訪れる!ノルウェーの母の日
ノルウェーの母の日は、世界中で一番早い、2月の第2日曜です。
日本ではカーネーションを贈りますが、ノルウェーでは特に決まった花はありません。それぞれが感謝の気持ちを込めて、思い思いの花を選んだり、ケーキを買ったりして祝います。
もう一つ、ノルウェーには面白い習慣があります。
それが、子どもを出産した次の母の日に、夫から贈り物を受け取ることです。
これまでは、母を祝ってきた女性が、母となり贈り物を受け取る。とっても素敵な習慣ですね。
ノルウェーの反対!最も遅いインドネシアの母の日
ノルウェーが世界一早い母の日なら、インドネシアは世界一遅い母の日です。
気になる日付は12月22日。クリスマス目前ですね。
この日に制定された理由は1928年にインドネシア女性評議会が初めて開催されたからです。その後、1959年に正式に母の日と定められました。
母親へ何か贈り物をする、という習慣はあまりなく、感謝の言葉をかけるのが一般的です。子どもへクリスマスのプレゼントを用意しているところへ、
「いつもありがとう!」
そんな風に言われたら、顔がほころんでしまいそうです。
ドレスコードあり!タイの母の日
タイの母の日は、国王の妻である王妃の誕生日にちなみます。
現在は8月12日ですが、国王が変われば母の日も変わることになります。
同じく父の日は、国王の誕生日です。
この日にタイへ行き、周囲を見渡してみると、あることに気づくでしょう。
それは、道行く人がみな、水色の洋服を着ていることです。
母の日としてのお祝いもありますが、それ以前に、王妃の誕生日記念日として、国民は1週間くらい前から水色の服を身に着けます。そのため、8月が近づくと、洋服店のラインナップも水色ばかりになるんです。
タイでは曜日ごとに色が決められていて、現王妃は金曜日生まれのため、水色を身につけます。次の王妃が生まれた曜日が金曜でなければ、また違ったカラーでお祝いすることになるんですね。
母親への感謝は、主に小さな子どもから行われるのが一般的。母親の一番低い場所、足に手を合わせるワイというあいさつが行われたり、ジャスミンの花を贈ったりして感謝の気持ちを示します。
覚えにくい!イギリスの母の日
母の日が○月○日と決まっていたり、○月の第○日曜日、などに定められたりしている場合は、カレンダーをみればすぐに母の日が分かりますよね。そう一筋縄ではいかないのが、イギリスの母の日です。
イギリスでは、イースター休暇があり、国民全体で祝う習慣があります。
このイースターは、春分の日の後にくる、最初の満月が出た日、で計算します。
春分の日は毎年日付が違うため、イースターの日を計算するだけでも大変なのですが、母の日はさらに、このイースター休暇にある日曜日、イースターサンデーの2週間前なんです。
考えただけで、頭が痛くなってしまいますね。
そんなイギリスでは、カーネーションではなくラッパスイゼンの花を贈るのが一般的。
その他にも、プレゼントやカードを用意するなどして、母の日を祝います。
お祝いのラッパズイセンは、花屋で買うのではなく、子どもたちが教会で受け取ります。
母の日はまず教会へ行き、花を持ち帰るのが伝統なんです。その後、シムネルケーキと呼ばれるケーキを家族で食べるのが、イギリスのよくある光景です。
まとめ
今回は、特に気になる母の日についてご紹介しましたが、世界中にはもっとさまざまな母の日の習慣があります。100近い国で母の日が祝われていますので、プレゼント選びで迷っている、海外事情が気になる、という方はぜひ調べてみてください。
中には、身内だけでなく、母である女性全員を祝う国もあります。
日本中の頑張っているお母さんにも、感謝の気持ちを込めて、今年の母の日を迎えたいですね。