「こんな祝い方があったんだ」 世界の長寿祝いから学ぶ、心に残るギフトのヒント


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目次
還暦祝いのルーツ・中国の長寿祝い

日本で長寿のお祝いといわれると、赤いちゃんちゃんこを着る還暦祝いをイメージする人も多いでしょう。
「還暦」とは、干支が一巡して起算点に戻ったことを意味しています。一周まわって生まれた年に戻ることから、還暦と呼ばれるようになりました。
日本でも習慣としてすっかりなじんだところがありますが、そもそも還暦という考え方は中国で登場し、それが飛鳥時代もしくは奈良時代に日本に伝来したと考えられています。
当時の日本は、遣隋使や遣唐使などを中国に送り込んみ、そして大陸の文化をどんどん吸収していった時期でした。その中の一つに、還暦という習慣があったわけです。
中国では還暦はどのようにお祝いされる?

中国でも還暦を迎えた人に対してお祝いごとを行うというのが定着しています。
しかし日本のように赤いちゃんちゃんこを着せるといったようなことはしません。
中国で還暦祝いをどのように行っているかですが、まずその還暦を迎えた高齢者を中心として、家族全員が集まります。
そしてお祝いをするのですが、地方によってはけっこう盛大なイベントのような感じになるケースも珍しくありません。
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お祝いに渡すお金

お祝いの中で、還暦を迎えた高齢者にお金を渡すという風習があります。ただし裸のまま現金を渡すということは基本的にしません。
紅包(ホンバオ)と呼ばれる包み紙の中に入れて渡す形になります。
紅包は、日本でいうところのお年玉袋やポチ袋のような感じだと思ってもらえば、イメージしやすいでしょう。
還暦祝いの時以外にも、元旦のお年玉を渡すときにも紅包は使われます。
日本の場合、大人から子供に渡すのが一般的でしょう。しかし中国では、お世話になった人すべてに渡します。
会社の上司は部下、マンションの守衛さん、よく利用するお店の人などでかなり人によっては正月にお金が出ていくといったこともあるわけです。

紅の包みと書く紅包という名称の通りで、赤い包み紙になっています。
しかし、色々と最近販売されているものを見ると、多くのデザインバリエーションがあって、金色のような目立つ紅包も販売されています。
「福」など縁起のいい言葉やデザインが描かれています。
中には文字やデザインなどが浮き出しているようなインパクトのあるものや特定のキャラクターが印字されているものなど、実に様々な種類のものがあります。
還暦のお祝いは特別なところがあるので、デザインにも趣向を凝らして現金を渡すという人も多いようですね。
日本に似ている?韓国の長寿祝い

日本というと、古希や喜寿・米寿といった、ある年齢に達した高齢者に対して長寿のお祝いをする習慣が昔からありますよね。
日本のお隣の国である韓国でも、似たような風習があります。
韓国は儒教の文化の浸透した国であることは広く知られているでしょう。 儒教の教えとして、目上の人や年長者を敬わないといけないというものがあります。
その関係もあり、高齢者を大切するという考え方は日本以上に根強くあります。
共通している部分もあって、60歳になったら還暦、70歳になったら古希を祝うという習慣があります。 ちなみに韓国語では還暦のことを「ファンガブ」、古希のことを「コヒ(チルスン)」という風に呼ぶのが一般的なようです。
長寿化が進む韓国

日本は長寿化が進んでいて、高齢者の日本人の人口に占める割合も年を追うごとに高まってきています。
実は韓国でも同様の現象が起こっています。
一昔前までは、韓国人の平均寿命は60歳前後でした。それが今では医療が発達したこともあって、平均寿命は80歳近くにまで伸びています。
それに伴い、人口に占める高齢者の割合も増えてきています。
100歳以上の高齢者の数を見ると、韓国では大体1800人前後いるとみられています。しかもこの100歳以上の高齢者の割合ですが、ここ数年で急速に増えてきている傾向が。
ですから、今後韓国でも高齢化に国がどう対応すべきかという点が課題になってくるでしょう。
最近ではお祝いの簡素化も

韓国ではかつては還暦や古希のお祝いはかなり盛大に行っていたといわれています。 お食事会を催したり、中には宴会などを盛大に執り行うところも珍しくなかったといいます。
昔は還暦や古希のような60年も70年も生きる人はあまり多くなかったので盛大にお祝いしていたのも頷けます。
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しかし前述したように、寿命が大幅に伸びてきた現代においては、こういった長寿祝いも簡素化してきているようです。宴会などのイベントを開催するのではなく、何かお祝いの品物を贈ったり、現金をプレゼントするといったことが主流になりつつあります。
地方によって若干異なるお祝い
韓国の場合、還暦や古希などにお祝いを行うのが一般的な風習とされています。 しかしこれは地方別にみると若干異なるところもあります。
中には満69歳とか79歳といったときに盛大にお祝いを執り行う地域もあるようで、地方色の違いを楽しめるのも醍醐味の一つといえるでしょう。
アメリカの長寿祝い

日本では還暦祝いなど長寿を迎えた高齢者に対して、いろいろなお祝い事がありますよね。
これは海外でも見られることです。
例えば、アメリカなどでも長寿祝いを実施していますし、興味深いことに日本同様60歳の還暦を迎えるとお祝いをする習慣があります。
もちろん日本のように赤いちゃんちゃんこを身に着けるのではなく、60歳になった方を対象にしてダイヤモンドを贈るのです。
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アメリカではこのことを「ダイヤモンド記念日」と呼びます。
ダイヤモンド記念日は、ただ単にダイヤモンドをプレゼントするのではなく、盛大なパーティーを開催することもしばしばです。

パーティーは、家族によってはかなり規模も大きく行うこともあるよう。
場合によっては家族だけでなく、親戚や友人を呼んでにぎやかに開催するケースも見られます。
食事をして話をして盛り上がったり、歌を歌う、ダンスに興じるなど人によってそれぞれです。
ダイヤモンドはアメリカでも特別なアイテムという認識が広まっています。
つまり、アメリカでも日本でいうところの還暦は重要なイベントの一つになっているわけですね。
シルバーコインを贈る習慣も

先ほど紹介したダイヤモンド記念日は、60歳のお祝い事として行われます。
しかし、それよりも前段階でもちょっとした長寿祝いが行われることも。
50歳になった人に、その長寿のお祝いとしてシルバーコインをプレゼントするというものです。
シルバーコインは、アメリカではラッキーアイテムとされていて、これを贈ることが長寿祝いの一環となっているのです。
アメリカの長寿祝いですが、まずはシルバーコインをもらって、その後ダイヤモンドをもらい、盛大なパーティーが執り行われるというのが基本ラインとなります。
ギフトレシートのあるアメリカ

日本では長寿祝いなど贈り物をもらった場合、どんなに気に入らないものでも返品することはないでしょう。
しかしアメリカの場合、少し日本人からすると信じられない習慣があります。
それは「ギフトレシート」と呼ばれるもの。品物を送る際にレシートも一緒につけます。
これは、もしその商品が気に入らなかった場合、レシートを店に出して交換することができるという意味合いです。
商品の交換以外にも、商品代金を換金することも可能です。
日本人には信じられないかもしれませんが、「どうせなので相手に喜んでもらいたい」という優しさから始まった習慣だといわれています。
長寿祝いでもギフトレシートが使われている可能性もあるわけです。
スイスは世界でもトップクラスの長寿国

日本人の平均寿命は世界でもトップクラスであることは広く知られていますよね。
実は、スイスも日本と比較しても決して遜色ない長寿国といわれています。
スイスがなぜ長寿国になっているかですが、まず高地であることが理由のひとつとされています。
高地と長寿は密接に関係しているといわれていて、日本でも高地にある長野県などは平均寿命が長くなります。
また、スイスでは2000年頃から「健康な食生活と運動を促進する」キャンペーンを実施しています。
このため肥満の割合も8.1%と、OECDの中では日本、韓国に次いで低い割合になっています。
肥満は生活習慣病など病気のリスク要因となりますので、このようなところも長寿国となった大きな要因でしょう。
スイスの長寿のお祝いの仕方は?

世界屈指の長寿国であるスイスともなれば、日本のように長寿のお祝いがあるのではないかと思う人もいるでしょう。
スイスでは、日本のように還暦などの決まったお祝いをする習慣はありません。
しかし高齢者を対象にして、盛大なパーティを実施することは多いようです。
日本の場合、60歳の還暦頃から長寿のお祝いをするのが一般的です。
スイスの場合は、40歳から始まって、50歳、60歳、70歳…と10年に1度、キリのいい時に盛大な誕生日イベントを開催する傾向がみられます。
どのような方法でお祝いするの?

日本では還暦になると赤いちゃんちゃんこを着せてお祝いするなど、長寿祝いにはある程度決まったやり方があります。
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スイスの場合、「この年齢ではこのようなお祝いをする」といったような特別な決まりはなく、それぞれの家庭で思い思いにイベントを企画し、高齢者に喜んでもらうのが一般的です。
お祝いの方法も色々とあります。キリのいい誕生日を迎えたら、会場をどこか見つけ貸切にします。
そして家族や親せき、友人などを集めてダンスパーティに興じるところもあります。
またバスなどをレンタルして、ちょっと遠方にミニツアーに出掛けるといったケースもあって、祝い方は自由です。
家族や友人などは、誕生日を祝う高齢者がどのようなものが好きか、みんなにとって楽しく思い出深い誕生日会になるかを考えて、企画を決めていきます。
長寿のお祝いの習慣は特別ないものの、みんなで楽しくお祝いし喜び合うのは日本と同じですね。
50歳になると長寿祝いが行われるオランダ

ヨーロッパの国の一つであるオランダ。
この国でも、長寿の方を対象にしてお祝いを催すことが多いよう。
日本などのアジア各国では、60歳の時に「還暦」と称して最初の長寿のお祝いをすることが多いです。
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しかしオランダの場合、最初の長寿のお祝いをすることが多いのは、50歳の段階です。
この時はそれほど大がかりではなく、質素に執り行うことも少なくありません。
次にオランダで長寿のお祝いをするのが80歳の誕生日になります。
この80歳の長寿のお祝いですが、かなり盛大なイベントになることが多いようです。
80歳というのは長寿化の進んでいる世界の中でも、そう多くの人がたどり着けない年齢といえます。
ですから、お祝いも大がかりになる傾向がみられます。

さらに100歳に到達したときに、盛大なお祝いが開催されます。
それまでの長寿の祝いは、家族など身内で行われることが多いですが、100歳になると国からもお祝いが届くようになります。
オランダでは君主国の制度をとっていて、いわゆるロイヤルファミリーと呼ばれる人たちがいます。
この女王からお手紙が届くのです。
女王から手紙が届くというのはなかなか一般の人にとってある出来事ではないでしょうから、もらった人は栄誉に感じるでしょう。
アブラハムとサラのお祝い

先ほども紹介したように、オランダではまず50歳を迎えると長寿のお祝いが行われます。
この50歳のお祝いのことをオランダでは「アブラハムとサラのお祝い」という風に呼んでいます。
アブラハムとサラのお祝いの中で登場してくる「アブラハム」と「サラ」は、旧約聖書に書かれている夫婦で、民族の祖先にあたる人たちになります。
日本でいうイザナギとイザナミがそれに近いかもしれません。
ちなみにこの夫婦には伝説があって、アブラハム100歳・サラ90歳の時に赤ちゃんを産んで、アブラハム175歳・サラ125歳まで天寿を全うしたといわれています。

50歳になるとオランダでは、男性はアブラハム・女性はサラとどんな人でも呼ばれるようになります。
そして家族や親戚、友人などを呼んでパーティを開催します。
本人には内緒で家族などがパーティの準備を進めて、サプライズで驚かせることも。
家の前に大きな人形を飾るなどの演出を施す家庭も見られます。
タイのお祝いは日本に似ている?

タイでも高齢者を対象にして、長寿のお祝いを実施しています。
日本では還暦や喜寿、米寿のように年齢ごとにお祝いを行う風習がありますよね。
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タイでも同じように何度か年齢に応じて長寿のお祝いを行う習慣があります。
タイでは一般的に60歳が最初の長寿のお祝いになります。
日本でも還暦が最初のお祝いということが多いですから、両者は非常に似通っているといえます。
タイの場合60歳のほかにも、72歳と84歳に長寿のお祝いを行うことが多いです。
これを見て何か気がつきませんか?
そう、12年に1回のペースでのお祝い、すなわちいわゆる日本でいうところの年男・年女の時にお祝いを行うのです。

日本では広く世間で知られている干支。
これは何も日本特有のものではなく、海外でもその考え方は浸透しています。
タイにも干支はあって、主にアジア圏では取り入れられている傾向がみられます。
タイの干支ですが、日本とはちょっと違い「兎(うさぎ)」の代わりに「猫」が入ります。
縁起物として、猫をモチーフにしたえとグッズが販売されていることもあります。
いずれにせよ12年に1回自分の年が回ってきた時にお祝いが行われます。
仏教の国らしいお祝い

タイというと、仏教の国という認識が日本でも広く浸透しているでしょう。
実は長寿のお祝いの中でも、この仏教が密接に関わってきます。
長寿のお祝いは、年男・年女で誕生日の時に実施され、1日がかりでイベントを開催することが多いようです。
まず誕生日の朝になると、家族と一緒になって近くの寺を訪問します。
そして長寿を迎えることのできたことを感謝するのが一般的です。
お坊さんを自宅に招くという家庭も一部あるといわれています。

夜になるとパーティが執り行われます。
通常、誕生日を迎えた人の子供たちがこのパーティを取り仕切ります。
自宅などに本人の友人や近所の人たちを招待して実施するのです。
料理を参加者に振舞い、歌や踊りなどに興じるといった感じで思い思いにパーティを楽しみます。
参加したゲストは、お祝いとしてプレゼントを渡すしきたりもあります。
タイでは60歳と72歳、84歳になるとお祝いを催すと紹介しました。
この中でも特に盛大なパーティを実施しているのは、72歳の時です。
72歳を迎えるとかなり大規模なイベントを開催し、多くの人が参加してその場を盛り上げ、自分たちも楽しみます。
お坊さんが祝う?カンボジアの長寿祝い事情

アジア圏にあるカンボジアでも、長寿のお祝いをするケースはままあります。
とくに農村部を中心として、家族や親族に対して長寿の祝いを儀礼のひとつとして実施している地方は多く存在します。最初は50歳を迎える家族がいた場合、さらなる長寿を祈ってイベントを開催します。
家族がイベントを準備して、親族や隣近所の人々、友人などを招いて執り行われます。
ちなみにお祝いの場には、色々な種類の料理が用意されます。
この料理は基本的に家族側が用意するのですが、大掛かりなイベントになる場合には、親族に料理を作るお手伝いや食材の準備などのサポートをお願いすることも少なくありません。
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一般的にカンボジアでは、50歳のほかにも60歳と70歳を迎えた時にも同様のお祝いを行います。
つまり長生きすれば、人生で三度お祝いを受けることができるわけです。
親族関係の絆を強める意味合いも

先ほども紹介したように、長寿のお祝いをするにあたり時として親族にサポート要請することがあります。
これは実際に家族だけでは手が足りないので手伝いを求めるという事情のほかにも、親族関係を再認識するという意味合いも隠されているといわれています。
長寿祝いだけでなく、このような家族内でのお祝いごとをする場合には親族間の手伝い合いは結構頻繁に行われます。
親族関係の確認と、当事者間の絆を強化する目的でも、助け合うことはカンボジアではよく行われているようです。

カンボジアの長寿祝いは、基本的には料理をふるまうのがイベントの中心となります。
しかし家族によってパーティの内容については多少違いも見られます。
たとえば参加した人たちが踊って、長寿を祝うというスタイルがあります。
そのほか、カラオケを自宅の中に持ち込んで、歌を歌うことで盛り上がるといった家庭も見受けられます。
お坊さんを招くことも
カンボジアは仏教国として知られており、仏教徒の家庭もたくさんあります。
そこで長寿のお祝いをするときには、お坊さんを自宅に招くことも少なくありません。
日本の場合、お坊さんの読経といわれると亡くなる時をイメージする人が多いでしょう。
ですからどうしても縁起が悪いような気がしますが、仏教にはもちろん祝いの読経などもあります。
お坊さんを呼んで、長寿のお祝いとこれからもさらに長生きしてもらうことを祈念するようなお祈りをしてもらうのです。
女王からカードが届く?イギリスの長寿祝い

イギリスでも長寿祝いを行うことがあります。
イギリスの場合には、10年に1回のペースでお祝いをする傾向が見られます。
日本の場合たいていは還暦の60歳の時に初めて長寿のお祝いを行うことが多いでしょう。
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イギリスは、50歳から長寿祝いがスタートしますので、日本より10年早いお祝いになりますね。
そして60歳、70歳、80歳…といったように10年区切りでお祝いを執り行います。
盛大なパーティが実施される

ところでこの10年に1回行われる誕生日会ですが、かなり盛大なパーティになるようです。
家族が中心となってパーティを開催することが多く、当人には内緒で準備を進めることも。
このため、ちょっとした感動のサプライズパーティになりがちです。
家族や親せき、近所で暮らしている人、知り合いや友人など広くその人に関わりのある人が参加します。
パーティの企画や準備はもちろんのこと、当人に渡すプレゼントの準備もしていきます。
日本では、還暦なら赤いちゃんちゃんこのように、ある程度プレゼントの品が決まっていることも多いですよね。
しかしイギリスの長寿祝いにおけるプレゼントは、これといった決まりはないようです。
当人が喜びそうなものをいろいろと考えて、プレゼントを決めるのも楽しそうです。
100歳になると女王からのプレゼントも

100歳というのは、イギリスの中でもかなりの長生きで、無事に誕生日を迎えるイギリス人は現在でも少数です。
もし100歳まで生きることができれば、誕生日もこれまでと同様で盛大なパーティが繰り広げられます。
加えて、女王陛下からバースデーカードが届くという習慣もイギリスにはあります。
イギリスの女王陛下といえば、エリザベス女王と日本人でもイメージできるでしょう。
イギリス人の間でも広く知られた存在で、国民から愛されています。
そのような女王陛下からバースデーカードがもらえるというのは、大変光栄で喜ばしいことです。

ちなみにこのバースデーカード、贈られるのは100歳の誕生日だけではありません。
105歳を迎えて健在な場合には、再度女王陛下からカードが届けられます。
そしてこれ以降は、毎年誕生日を迎えるたびに女王陛下からカードが届くのです。
高齢者を大切にする国だということが、イギリスのイベントを見てみるとお分かりになるでしょう。
「丸い誕生日」って?ドイツの長寿祝い

ドイツで長寿祝いを行うのか気になる人もいるでしょう。ドイツでも長寿祝いを行います。
南ドイツの農村の方では今でも行われている長寿祝いなのですが、50歳や60歳、70歳のようなキリの良いときに盛大なイベントを開催する傾向が見られます。
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このことをドイツでは「Runder Geburtstag」と呼んでいます。
日本語に訳すと「丸い誕生日」という意味合いがあります。
丸い誕生日には何を行うの?

ドイツでは丸い誕生日になると、農村を中心に敷地内の垣根のところに色々なカラーの風船を飾ります。
そして、紅白の短冊を付けて一本杉が門の前に建てられます。この一本杉は、一般的には4~5メートルの高さになるものが多いので、かなりの存在感があります。
しかも、玄関のところには時速制限の交通標識が立てられるという、ドイツならではの風習が。
この時速制限標識ですが、誕生日を祝う高齢者の年齢になり、誕生日の当日には、中庭や納屋、ガレージなどに大きなビアガーデン用のテーブルを並べていきます。
親族や近所の人、知り合いなどがテーブルに多数集まって、祝辞を述べていくのです。
祝辞のお礼として、誕生日を迎えた高齢者は飲食を並べふるまいます。
バイキング形式で、お祝いに訪れた人は好きなものを好きなだけ飲み食いすることが可能です。
風船を掲げるのはなぜ?

ドイツの丸い誕生日では、風船を掲げると紹介しました。
このようなことを聞くと、日本人は「大の大人の誕生日の割には少し子供っぽいのではないか?」と思うかもしれません。
しかしドイツでは風船が重要なキーポイントになります。現在では風船というとゴム製のものをイメージするでしょう。しかし昔は豚の膀胱を使っていたのです。
ドイツでは、伝統的に何かお祝いごとがあると、周辺の人に豚を大盤振る舞いするという習慣がありました。
ですからその名残として風船が出てくるわけです。
数日間にわたることも

誕生日に参加する人は、仕事の合間を縫ってお祝いをする形になります。
そのため1日だけの誕生日パーティーだと、なかなか都合がつかないという人も出てきます。
できるだけ多くの人に長寿のお祝いをしてもらう場合、スケジュールの都合のつきやすいように数日間誕生日のお祝いをすることもあるといいます。
自分のことを大切に思ってくれている人に、長寿のお祝いをしてもらおうという姿勢がドイツにはあるのです。



