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日本に似ている?韓国の長寿祝い

韓国 長寿のお祝い おじいちゃん

目上の人を大切にする国

日本というと、古希や喜寿・米寿といった、ある年齢に達した高齢者に対して長寿のお祝いをする習慣が昔からありますよね。

日本のお隣の国である韓国でも、似たような風習があります。

韓国は儒教の文化の浸透した国であることは広く知られているでしょう。
儒教の教えとして、目上の人や年長者を敬わないといけないというものがあります。

その関係もあり、高齢者を大切するという考え方は日本以上に根強くあります。

共通している部分もあって、60歳になったら還暦、70歳になったら古希を祝うという習慣があります。
ちなみに韓国語では還暦のことを「ファンガブ」、古希のことを「コヒ(チルスン)」という風に呼ぶのが一般的なようです。

長寿化が進む韓国

韓国、長寿

日本は長寿化が進んでいて、高齢者の日本人の人口に占める割合も年を追うごとに高まってきています。

実は韓国でも同様の現象が起こっています。

一昔前までは、韓国人の平均寿命は60歳前後でした。それが今では医療が発達したこともあって、平均寿命は80歳近くにまで伸びています。

それに伴い、人口に占める高齢者の割合も増えてきています。

100歳以上の高齢者の数を見ると、韓国では大体1800人前後いるとみられています。しかもこの100歳以上の高齢者の割合ですが、ここ数年で急速に増えてきている傾向が。

ですから、今後韓国でも高齢化に国がどう対応すべきかという点が課題になってくるでしょう。

最近ではお祝いの簡素化も

韓国長寿

韓国ではかつては還暦や古希のお祝いはかなり盛大に行っていたといわれています。
お食事会を催したり、中には宴会などを盛大に執り行うところも珍しくなかったといいます。

昔は還暦や古希のような60年も70年も生きる人はあまり多くなかったので盛大にお祝いしていたのも頷けます。

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しかし前述したように、寿命が大幅に伸びてきた現代においては、こういった長寿祝いも簡素化してきているようです。宴会などのイベントを開催するのではなく、何かお祝いの品物を贈ったり、現金をプレゼントするといったことが主流になりつつあります。

地方によって若干異なるお祝い

韓国、長寿祝い
韓国の場合、還暦や古希などにお祝いを行うのが一般的な風習とされています。
しかしこれは地方別にみると若干異なるところもあります。

中には満69歳とか79歳といったときに盛大にお祝いを執り行う地域もあるようで、地方色の違いを楽しめるのも醍醐味の一つといえるでしょう。

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