「やりたいことがみつからない。
やりがいってどうやってみつけるんですか?」
この仕事を始める前にやっていた、二年間の美術教員時代に生徒からよくされた相談ナンバー1です。
高校の現場にいましたが、クラスの大半の生徒は同じ悩みを抱えていました。
【やりたいこともやりがいも、みつけるのではなく作るもの】
私自身がそう思えたのも、いまの仕事と環境に出会ってからです。
絵が上手い人は山ほどいる。のどから手がでそうなぐらい羨ましい才能を持ってる人、ため息がでるくらい魅了されるものを創り上げる人。それは全てのジャンルに存在して、自分が1番だ!なんて思う必要もなければ、かといって私に才能なんてないなんて、ふてくされる事もないと思うのです。
こんな事を言っていますが、私もずっとこんな考えではなく、学生時代はもちろん会社員になってからも上手いと言われたい、上司に気にいられたい一心で仕事をし、絵を描いていた時期のほうが長ったと思います。
自分の個性を、自分自信で蓋をして、まわりからのだめな部分の評価ばかり気にしていた時期。
そんな経験もいまとなっては一つのネタとして話せているのだから必要だったのかもしれませんが。
やりがいもやりたいことも、人から与えられるものだと思えばおもうほど、目の前の事に熱くなれないのであれば自分でつくってしまえばいい。
自分でつくれないと思っているのであれば、どーせできないや。の思考を捨てる勇気をだしてみればいい。
勇気を出した先になにか見つけることができたら、自信がついてくるような気がするのです。
自信がついたらあとは楽しむのみ!
私の仕事に対する価値観が、30歳にしてやっと固まったように思うのです。
2016年の1番忙しかった月の手帳です。
いまの仕事やこれからしたい事も含めて、たとえ宝くじで1億円が当たったとしてもやめるという選択肢はありません。
仕事と自分を見つめ直し、人生をHappyに過ごしていきたいですね。