似顔絵や指紋の葉、ツリー以外など、アート感満載のウェディングツリーをご紹介!
ウェルカムツリーを取り入れる人が増えている
結婚式は時代によっていろいろな流行がありますが、少し前から「ウェルカムツリー」を取り入れるカップルが増えているそうです。
ウェルカムツリーとは、ゲスト1人1人にサインやコメントをいただいて作るゲストブックのひとつで、いろいろなアイディアを用いて自分たちだけのウェルカムツリーを作ることができます。
ツリーというだけあって、基本は木をモチーフにして作成します。
例えば、木の幹をイラストで書いたら、葉の形にした折り紙をゲストの人数分作り、イラストに貼っていきます。
各葉っぱにゲストがサインやお祝いの一言を描いていき、全員分のコメントが集まったらウェルカムツリーの完成です。
多くの場合、受付時にウェルカムツリーの記入をお願いするので、ウェルカムスペースに設置しておき、受付した人から順番にサインをしてもらいます。
あっという間に出来上がりますし、製作の費用も小さく、大切な思い出の品になることから人気です。
ウェルカムツリーは業者に依頼する人もいますが、多くのカップルは手作りしています。
ツリーのイラストなら自分たちでもある程度きれいなものが描けますし、写真を組み合わせたり気に入った額を使用するなど、自分たちの思うように作りやすいのが手作りの魅力です。
また費用も業者依頼するのと手作りとでは大きく差が出ますので、費用を節約したいという人も手作りしています。
指紋アートでゲスト全員参加の美しいウェルカムツリーを
一言ずつコメントを書いてもらうタイプのウェルカムツリーもいいですが、最近は指紋アートを使用したウェルカムツリーが人気です。
受付時は忙しく混雑しますので、コメントを書いてもらっているとますます混雑してしまいますが、指紋アートなら指紋を押してもらうだけなのですぐに終わります。
いろいろな色の朱肉やインクを用意すれば、色鮮やかなウェルカムツリーができるのも魅力です。
もちろんカラーではなく、モノトーンでまとめたウェルカムツリーも素敵です。
木のイラストのほかに、モダンなフォントを使用して記念日の日付を記録したり、新郎新婦のイラストを入れれば、結婚式後も長い間飾っておける素敵なアートに仕上がります。
ウェルカムツリーはツリーしかモチーフにできないの?というと、決してそんなことはありません。
ウェルカムツリーは「幸福の木」という意味がありますので、ツリーをモチーフにしている人が多いですが、ツリー以外でもバルーンをかたどった指紋アートできれいなウェルカムツリーを作っている人もいます。
新郎新婦がたくさんの糸を持っているようなイラストを描き、その上にたくさんのバルーンがつながっているようなイメージですが、風船もハッピーなイメージがありますのでウェルカムツリーにぴったりです。
そのほか、大きなウェディングケーキを描き、人数分のろうそくのイラストを描いて、赤いインクでロウソクの火をイメージした指紋アートをつけてもらうというアイディアもあります。
ウェディングケーキは自作で描くのが難しいですが、ケーキのイラストを参考にしながら描けば、意外と上手に描けるものですよ。
カラーのウェディングケーキよりもモノトーンで描くほうが、指紋アートの赤が生えるのでおすすめです。
ツリーやバルーンのアートに、新郎新婦の似顔絵や写真を入れるというのもよいですね。
木の上に新郎新婦が腰掛けていて、その上をいろいろな指紋アートで葉や花が描かれていけば、リアルの世界だけでなくウェルカムツリーの中でも幸せになれます。
ウェルカムツリーはゲストの祝福の集まり
結婚式に出席してくれるだけでも、ゲストからの祝福の気持ちは伝わりますが、ウェルカムツリーにはゲストたちの「おめでとう」の気持ちが詰まっています。
これから結婚式を挙げるという人は、ぜひウェルカムツリーを作ってみましょう。
結婚記念日のたびにご夫婦で見て、多くの人に祝福してもらった気持ちを思い出すことができる素敵なアイテムです。
結婚式当日に必要なものは、指紋アートタイプにするなら指紋を押してもらうためのインクや朱肉、指紋を押していただいたあとに指を拭いてもらうためのウェットティッシュやティッシュペーパーも用意しておきましょう。
ティッシュ類を捨てるゴミ箱も必須です。
コメントを入れてもらう場合は落ちないよう油性のペンを用意するとよいですね。
受付の担当者がウェルカムツリーについて毎回説明してくれる場合は別として、セルフでお願いする場合はウェルカムツリーの説明と指紋アートを作る方法について書かれたボードも用意しておくとよいと思います。