知っておくと便利なサプライズの法則と注意点
相手の期待をプラスに裏切るルール
大切な人にサプライズをしたい場合、やはり相手の誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどの日を狙いたいものです。
しかし、こうした日は相手が恋人とデートすることを期待しているわけですし、プレゼントを交換したりということも念頭に入れてあらかじめ準備をしているので、サプライズを演出すると言っても相手を大きく驚かせることは難しいでしょう。
こうした大イベントの日にサプライズを仕掛けるなら、「体調が悪くて出かけられない」などとハプニングを起こし、相手の期待値を下げたうえでサプライズすることが必要になります。
ただし、体調が悪いからデートをキャンセルと言っても、それでも心配だから家にお見舞いに来てくれるという優しい恋人ならサプライズすることはできますが、「じゃ、お大事に!」と言って帰宅してしまう恋人だったりすると、サプライズすることはできません。
そのため、こうしたイベントの時にサプライズをするためには、かなりのテクニックが必要となるようです。
初心者は、まず日常的な所で小さなサプライズから始めたほうが良いでしょう。
相手の反応を予測すること
サプライズの目的は、相手を驚かせるとともに、感動と喜びを与えることです。
例えば、そろそろ結婚を真剣に考えている彼女に対して、サプライズでプロポーズをして指輪を渡せば、それは彼女にとっては一生忘れることができないサプライズプレゼントになるでしょう。
しかし、付き合い始めて間もない相手に、いきなりサプライズでプロポーズしたとしても、それは相手を戸惑わせてしまうだけですし、自分が期待しているような返事が返ってこない可能性もあるわけです。
サプライズをする際には、相手が反応や返答に困ることがないように、しっかりハッピーエンドであることを確証した上で行うことが鉄則です。
手間と時間を惜しまない事
サプライズのルールとして大切なことは、相手にとってはサプライズな一瞬だけでも、それを仕掛ける側にとっては入念な計画のために手間や時間がかかるということを理解し、それを惜しまないやる気を維持することではないでしょうか。
相手が欲しいと思っていたアイテムをサプライズでプレゼントする場合でも、何を欲しいのかをリサーチして、ショップまで足を運んで購入し、どのタイミングで渡すのかをプランニングすることは、簡単そうで意外と難しいものです。
そうしたことをするからこそ、相手にはそうした気持ちが伝わりますし、その喜んでくれる顔を見ることで、自分も時間や手間をかけた努力が実ったと達成感を得ることができます。
アポなし訪問はNG
サプライズで相手を驚かそう!と思って、アポなしで恋人の家を訪問することは、相手が喜んでくれるよりも、逆切れされる可能性の方が高いということはご存知でしょうか。
アポなし訪問をしたら恋人が浮気中で修羅場になったというケースはあまり一般的ではありませんが、一人で自宅でのんびりくつろいでいる時にふいに来客があると、心の準備も家の準備もまったくできていないために慌てる人は多いです。
迷惑だと感じる人も少なくありません。
特に女性の場合には、メイクもせずにジャージで過ごしていた時にいきなり彼氏がアポなしで来ても、嬉しいよりも「連絡ぐらいしてよ!」と迷惑に感じてしまうこともあります。
サプライズをする際には、相手の負担になったり、相手の都合を考えない一方通行的なアポなし訪問はNGです。
自分のスキルに合わせたサプライズをする
恋愛に慣れている人や、サプライズに慣れている人なら、手が込んで難易度が高いことでも、問題なくこなせてしまうのかもしれません。
しかし、そうした経験が少ない人にとっては、1つのサプライズを仕掛けるだけでも成功するかどうかドキドキするものですし、あまり複数の手が凝ったサプライズを仕掛けても、緊張してしまうだけですし、万が一失敗した時にフレキシブルな対応ができなくなってしまいます。
サプライズは、日常生活の中で相手を少し喜ばせたり感動させるためのものなので、失敗しないことが分かっている範囲で、自分のスキルに合わせたものを計画して仕掛けるのが良いでしょう。
映画やドラマの中に登場する大掛かりなサプライズができたら理想ですが、まずは実現できるサプライズを成功させてみるのがオススメです☆
愛情の押し売りにならないように
どんな相手にサプライズをする場合でも、時と場合によってはそれが嬉しいサプライズではなく、相手の負担になったり迷惑と感じさせてしまう結果になりかねません。
サプライズをする際には、自分の一方的な愛情の押し売りにならないことを確認しながら、贈る側も贈られる側も軽い気持ちで対応できるようなものを仕掛けるようにしましょう。
例えば、付き合って間もない恋人が、休日に突然家にやって来て「サプライズ!」と言われても、自分は起きたばかりでのんびりしたかったのにと思ったり、今日は予定が入っていたのにな、と困らせてしまうこともあるようです。
サプライズをするなら、一緒に時間を過ごすことがあらかじめ分かっている時に仕掛けるのが喜んでもらえるひとつのポイントです♪
手作りはリクエストがある場合のみ
恋人にサプライズプレゼントをする場合、女性が良くしてしまう失敗の一つに、手作りのものを贈ったことが原因でその後の関係が悪化してしまうということがあります。
手作りのクッキーやケーキなどの食べ物もありますし、セーターやマフラーなどの編み物系もありますが、基本的に恋人に贈る場合には、相手からのリクエストがある場合のみ手作りするようにしましょう。
また、サプライズで手作りのものを贈る場合でも、相手からのリクエストがないのにいきなり渡してしまうと「怖い」「重い」なんて相手に恐怖心を与えてしまいかねません。
ちょっとしたデートの時に手作りのお弁当をサプライズで持参する際にも、ケースバイケースでは迷惑がられてしまうかもしれないので注意しましょう。
付き合いが長い恋人に対してなら、そうしたサプライズは喜んでもらえる可能性は高いのですが、付き合いが浅い人に対してしてしまうと、もしも相手が潔癖症だった場合には迷惑になってしまうでしょうし、相手がオシャレなレストランでのランチを予約していたりしても、サプライズのお弁当は迷惑な存在になってしまうかもしれません。
こんな時は例外
手作りサプライズでも、相手にとって負担とならず喜んでもらえる例外的な場面はたくさんあります。
例えば、シェフとして働いている料理のプロが、恋人のために手作りのスイーツを作ってサプライズをするとか、アパレルメーカーで日常的に縫製をしている人がサッとセーターを作ってみるような場合には、受け取る側にとっては精神的な負担が少なくなりますし、仕上がりがプロのレベルなので喜んでもらえる確率はグンとアップします。
止めたほうが良い場合
手作りのサプライズは、贈る側にとっては時間や気持ち、手間をかけるわけですから、相手がどんなに喜んでくれるのかワクワクしてしまいますが、受け取る側にとっては、必ずしも喜べない場合があります。
例えば、あまり料理が得意でない人がスイーツを頑張って作っても、仕上がりの味も見た目もイマイチになることは誰でも想像しやすいですし、不器用な人が一生で始めて作る作品がいきなり難易度が高いセーターというのでは、それを贈られて着る側にとっては「気持ちは嬉しいけれど、これを着て外出するのはちょっと」なんてことになってしまいます。
仕上がりに絶対的な自信がある場合には、手作りサプライズもアリですが、自信がない場合や普段あまりしないことをいきなりサプライズの時に挑戦するという場合には、受け取る側のことも考えて、あえて手作りにはせずにプロが作ったものを購入したほうが良いかもしれませんね。