人生の節目となる年のお祝い
特別な人生の節目
還暦・古希・喜寿・傘寿など、人には人生の区切りとなる年があります。両親や恩師など特別な人の、長寿を祝い人生の節目とも言える年齢になったなら、特別なプレゼントを贈りたいですね。しかし、このような特別な年に贈るプレゼントは一体何が良いのでしょうか。
祝いの色のもの
最もメジャーであり、如何にもお祝い感が出るのが祝いの色を用いたものでしょう。特に還暦は、赤いちゃんちゃんこと言う特定のものを贈るのが古くからの風習でした。とは言え、現代では還暦のお祝いとして赤いちゃんちゃんこをもらっても逆に困ってしまうと言う人が多いです。時代の移り変わりにあわせて流行りや文化が変わってくるのは仕方ありませんので、そう言う時は赤い色が取り入れられたものを贈ると良いです。還暦以外では古希・喜寿が紫、傘寿・米寿が黄色、卒寿とそれ以降の白寿・紀寿・茶寿・皇寿・大還暦などが白とされています。赤や紫は癖が強く好みもわかれる色なので、もし「これだ!」と思えるプレゼントが見付からない場合は、赤い花束を贈ったり、手紙やメッセージを添えたぬいぐるみに赤いリボンをかけるなどすると良いでしょう。
旅行をプレゼントする
両親に贈るお祝いの定番とも言えるのが、旅行です。ものではないので手元に残るわけではありませんが、子育てや仕事など多くの事に一区切りついた両親に二人の想い出を作ってもらうための贈り物です。しかし旅行をプレゼントする場合は、行く人の都合もありますから、「この日に旅行に行ってね」と日付を指定してプレゼントする事は出来ません。かといって「空いてる日を教えてくれれば予約しておくよ」と言うのも日常感が出すぎていて味気ないです。旅行をプレゼントする場合は、旅行も含まれているカタログギフトを贈ると良いでしょう。
お金を送る場合
自身の両親や家族であれば旅行や高額なプレゼントを贈っても違和感がありませんが、親族以外だとお金をかけ過ぎては逆に恐縮されてしまうでしょう。お祝い事ではありますが、何にも相場と言うものがあります。一般的な相場は、両親ならば2〜3万円、祖父母ならば1〜2万円、その他の関係ならば1万円前後と言われています。もちろん親しさに応じて変動しますし、両親に高額な旅行をプレゼントする人も多いので金額はあくまで目安でしかありませんが、相手との関係性を考え、相手の負担にならないようなプレゼントを選ぶようにしましょう。