開業・開店祝いには何を贈れば良い?
身近な人が開店・開業する場合
近しい人が自分のお店を持ったり、独立して開業する場合、友人としてはお祝いをしたいと考えるでしょう。しかし開店・開業となると、誕生日やクリスマスにプレゼントを贈るのとはわけがちがいます。一体どのようなお祝いをするのが良いのでしょうか。
花を贈る
お祝いとして最も分かりやすいのは、やはり花です。よく新しくオープンしたお店に「祝 開店」などの立て札と共に花輪やスタンドが立てられているのを見掛けますよね。もちろん新しくおこした会社の性質や、お店の規模によっては花輪やスタンドは避けた方が良いですが、そのような場合は鉢植えのお花を贈ると良いでしょう。鉢植えの花には「根を張る」と言う意味が込められており、新しい事を始める場合に縁起が良いものとされています。
どのような花を贈るかについてですが、鉢植えの花であれば胡蝶蘭がおすすめです。花茎に十個以上の白く大きな花をつける胡蝶蘭は非常に見栄えが良く、数ヶ月もの間楽しむ事が出来るので、贈り物には最適の花です。加えて光触媒加工と言う特殊な加工がされているものであれば消臭効果もあるので、多くの人が訪れるオフィスにはぴったりです。ただし植物である以上は世話と手入れが必要になるので、相手が世話を面倒だと感じるような人物である場合は、花よりも観葉植物の方が扱いやすく喜ばれます。
現金・商品券・カタログギフト
お祝いの品に現金や商品券は味気ないと思われるかも知れませんが、開業・開店したての頃は何かと出費が多く、何にでも使う事が出来る現金や商品券、ギフト券は非常に喜ばれます。問題は金額ですが、親しい間柄であれば10,000円から50,000円、そうでなければ5,000円から10,000円程度が相場になります。ただし、いくら親しくない相手とは言え5,000円程度だと逆に「これだけ?」と思われてしまう可能性もあるので、その場合は数ある品の中から好きなものを選んでもらうタイプのカタログギフトにしておいた方が無難です。
カタログギフトの良いところは、相手が確実に欲しいものを贈る事が出来る点です。カタログギフト自体にもランクがありますが、受け取った側は値段が分かりにくく、「好きなものをもらう事が出来た」と言う満足感があるのでおすすめです。とは言え、カタログギフトだけではアッサリとし過ぎているため、カタログギフト以外にもお祝いの手紙やメッセージは添えるようにしましょう。