パーティでのサプライズはOK??
主役へのサプライズはOK
結婚披露宴や二次会など、大勢が集まるパーティ会場でサプライズな演出をすることは珍しくありません。
この場合、基本的に主役へのサプライズならOKですが、サプライズ演出となると、そのパーティに参加している人の大半は全く事情が呑み込めずにキョトンとしてしまうことが多かったり、特定の人にしか意味が分からないようなサプライズは、控えたほうが良いかもしれませんね。
例えば、結婚式披露宴において、司会者がサプライズで新郎新婦が大好きなセレブを呼んで余興をしてもらったり祝辞をいただくというのなら、参加者全員がそのセレブのサプライズな登場に驚くでしょうし、新郎新婦にとっても忘れられない一生の思い出になることが予想できます。
しかし、新郎新婦にゆかりがある人をサプライズで呼んだとしても、パーティ参加者がその人がだれか分からなければ、最初からなれそめや経緯を説明しなければいけません。
それではすでにサプライズではなくなってしまうわけですし、そうした時間を取らなければいけないぐらいなら、最初からその人をパーティに招待しておけばよいわけです。
あえてサプライズにする必要はありませんね。
困惑する人が出るようなサプライズはNG
自分の中では定番サプライズだと思っていても、当人および周囲が困惑してしまうような場合には、それは良いサプライズとは言えません。
例えば、披露宴のお色直しで花嫁が退場する際、一般的には新婦の父親が退場のパートナーになることが多いのですが、サプライズで母親を指名するということがあります。
母親も事前に承知していれば問題ありませんが、それではサプライズになりませんし、母親がなぜ自分が指名されたのかが理解できずに困惑してしまうと、それはもう感動や喜びを与えるサプライズではなくなってしまうわけです。
自分が演出したサプライズによって、もしも困惑したり理解できない人が出てしまう可能性があるような場合には、そのサプライズは必ずしも賢い演出とは言えないかもしれませんね。
相手を驚かせるためのサプライズなので、事前に事情を説明したり了承してもらうのではサプライズにはなりません。
しかし、パーティなど大勢が参加するような場所では、本当のサプライズをするというよりは、サプライズに見せかけた演出の方が、スムーズに進行するようです。
そのため、パーティでのサプライズでは、進行役の人も含めて念入りな計画と演出が必要と言えるでしょう。