NIKABLOG 似顔絵株式会社ブログ

オンオフの切り替えのコツは?企業サービス吉本哲雄社長に聞く

オンオフの切り替えのコツは?企業サービス吉本哲雄社長に聞く

フリーランスのイラストレーターにとっての悩みのひとつが、オンとオフの切り替えではないでしょうか。

自分の好きな時間帯やタイミングで仕事ができる半面、さぼりがちになってしまったり逆に休みをとらずに仕事に没頭してしまうことが多々あると思います。

また、自分では休みと割り切っていても、取引先からは関係なく連絡が入ってくるため、メリハリをつけにくいのではないでしょうか。

今回は、東京・大阪に拠点を置く調査会社「株式会社企業サービス」の吉本哲雄社長にオンとオフの切り替えのコツや、ワークライフバランスなどについて話を聞きました。

まずは企業サービスの事業と、吉本さんの主な仕事を教えてください。

コンパクトに言うと企業向けの“探偵”。企業の危機管理に役立つ調査サービスを昭和54年から提供していて、クライアント数は4500社を超えます。

私は代表取締役社長として、社員の幸福度を高め続けることが大きなミッションです。そして、高品質なサービスをもっと多くの経営者様にご利用いただく機会を創造することが私の役割りです。

何度か大分に来ていただいた時も、ひっきりなしに電話がかかって来て指示をだしたりと、いつも大変お忙しいイメージがあるのですが、勤務時間外や休日のときなどはどのように対応しているのでしょうか?

あの時はたまたまです(笑)

出張中に社内連絡が多いのは良い傾向ではありません。優秀なスタッフが揃ってるので普段は私のスケジュールを配慮して連絡してくれます。

どこの経営者も同じだと思いますが、社長は24時間営業です(笑)。それが苦でないから社長をしてるのではないでしょうか。

私は睡眠中も仕事のことを考えてるらしく、夢との境に目が覚めてメモを取ることも日常的です。

平日の夜は経営者を中心とした交流に時間を向けています。あとは映画を観たり、誰もいない会社で読書をしたり、1人の時間を作る工夫をしています。

経営者はクリエイティブであるべきという思いが強いんです。

休日はもっぱら家族に時間を使っています。料理も作るし、アウトドアも大好きです。

家族あっての今であり、自分。妻にはいつも感謝しています。そして、子供たちも私を成長させてくれます。

ご家庭や子育てを大変大事にしているとうかがっていますが、仕事とのバランスの取り方などに、ご自分なりのルールやコツはありますか?

吉本家では家での勉強禁止なんです。塾にも行きません。理由は簡単で、学校で1日6時間以上勉強していることで十分だからです。

親は仕事を家に持ち帰らない、子供は勉強を持ち込まない。クリエイティブなことに時間を向けないと^ ^

ご家庭にいるときなどに思いついた、仕事のアイデアやひらめきを活かすために工夫していることはありますか?

メモです。なんでもメモを取ります。アイデアは突然降ってくることが多いですよね。私の場合はそれが豪雨のように降ってくるんです。

それもいろんな分野ゴチャ混ぜで知らされます。お風呂に入ってる時、食事中、歩いてる時、人と話し込んでる時など突然やってきます。

それらのキーワードで仕事や生活が劇的に変化したものもあります。

その中でも一番大切にしてるのは寝てる間のメモ。15歳の頃から枕元にメモを置いて、夢と現実の境に降ってくるアイデアを忘れてしまわないようにメモしています。

ゴルフにクラシックギターと趣味も大切にされていますが、趣味の時間、いわば一人の時間を作るために取り組んでいることやルールなどはありますか?

1人の時間を作るのは難しいんです。だから常に意識しています。
仕事以外の趣味はクラシックギター。

17年やってますが教本のページは止まったまま(笑)。ずっと同じ何曲かをルーティーンで弾いてるんです。個人レッスンを再開すべきなんですけど、やることが多すぎて・・・。

私は、学びや自己成長に欲張りなんですね。貪欲と言えば聞こえはいいですが、自分のタイムマネジメントにはまだまだ課題が多いです。

最後に、経営者の目線から、フリーランス(個人事業主)のイラストレーターやこれから独立しようと志している人にアドバイスをお願いします。

まず、独立済みの方には好きなことをどんどんやってほしいということに尽きます。

クリエイティブなことに100%時間を向けられる環境を自分で選んだんだから、仕事(収入)が不安定でも幸せですよ。

食べるのに困ったら友達や知り合いの家に行きましょう(笑)。
思いっきり好きなことにエネルギーを注ぐことで宇宙が味方をしてくれるんです。

これから独立する人には、決意と覚悟をしっかり自分の頭で考えてほしいということです。フリーランスとして生計を立てるのは甘くありません。

最低限食べるための収入が足りなければ足りない分だけアルバイトをすればいい(ただし愛と情熱をもって)。

独立での成功は諦めないでください。『クリエイティブな仕事をすると言って会社を飛び出したのにバイトなんて格好悪い』と思ったり、恥じることはありません。

自分から独立という道場の門を叩くには決意と覚悟が必要。その決意と覚悟があれば、いつのまにか宇宙が味方してくれてます。