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5.112017
女王からカードが届く?イギリスの長寿祝い
10年ごとの長寿祝いが一般的
イギリスでも長寿祝いを行うことがあります。
イギリスの場合には、10年に1回のペースでお祝いをする傾向が見られます。
日本の場合たいていは還暦の60歳の時に初めて長寿のお祝いを行うことが多いでしょう。
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イギリスは、50歳から長寿祝いがスタートしますので、日本より10年早いお祝いになりますね。
そして60歳、70歳、80歳…といったように10年区切りでお祝いを執り行います。
盛大なパーティが実施される
ところでこの10年に1回行われる誕生日会ですが、かなり盛大なパーティになるようです。
家族が中心となってパーティを開催することが多く、当人には内緒で準備を進めることも。
このため、ちょっとした感動のサプライズパーティになりがちです。
家族や親せき、近所で暮らしている人、知り合いや友人など広くその人に関わりのある人が参加します。
パーティの企画や準備はもちろんのこと、当人に渡すプレゼントの準備もしていきます。
日本では、還暦なら赤いちゃんちゃんこのように、ある程度プレゼントの品が決まっていることも多いですよね。
しかしイギリスの長寿祝いにおけるプレゼントは、これといった決まりはないようです。
当人が喜びそうなものをいろいろと考えて、プレゼントを決めるのも楽しそうです。
100歳になると女王からのプレゼントも
100歳というのは、イギリスの中でもかなりの長生きで、無事に誕生日を迎えるイギリス人は現在でも少数です。
もし100歳まで生きることができれば、誕生日もこれまでと同様で盛大なパーティが繰り広げられます。
加えて、女王陛下からバースデーカードが届くという習慣もイギリスにはあります。
イギリスの女王陛下といえば、エリザベス女王と日本人でもイメージできるでしょう。
イギリス人の間でも広く知られた存在で、国民から愛されています。
そのような女王陛下からバースデーカードがもらえるというのは、大変光栄で喜ばしいことです。
ちなみにこのバースデーカード、贈られるのは100歳の誕生日だけではありません。
105歳を迎えて健在な場合には、再度女王陛下からカードが届けられます。
そしてこれ以降は、毎年誕生日を迎えるたびに女王陛下からカードが届くのです。
高齢者を大切にする国だということが、イギリスのイベントを見てみるとお分かりになるでしょう。